やまぎ日報449「QOLを上げたい」

8月4日

舞台「ジャニス」の稽古初日。顔合わせに私も参加させていただく。劇中で役者の皆さんが歌う曲のキーを決めなくてはならないため、初めましての役者の皆さんの前で流しのようにギターを持って現れ、お声を拝借してキーを探る。山田邦子さん始め大ベテラン女優さんたちに囲まれてオーディション会場のような空気感に、マジで失禁5秒前のどキンチョーであった。この歳になってこんなにキンチョーする現場に出くわすとは思わなかった。終わって演出の三上陽永と役者さんたちとちょろっと懇親会。いろんな汗をかいた1日だった。

 

8月5日

午前中から稽古場へ行き、ドラムセット搬入。今回の舞台はドラムセットを使用するため、ドラムまわりのあれこれをYKJのシュウゴに依頼した。持つべきものは現場慣れした頼れる後輩。「ドラムセットの組み立てがわからない」と舞台監督さんが困ってたので、「私なんか24年バンドやってても全然わからないんで大丈夫ですよ」と言ったが、よく考えてみたら全然大丈夫ではないし何の解決策にもなっていない。

一度帰宅し、吉祥寺へ。自分のライブ。この日はハルさんが荻窪でライブが被っているため、荻窪で出番を終えて吉祥寺に駆けつけてベースを弾いてくれる…かもしれない。「間に合えば行く」という人のライブを見に行くくらいの口約束を締結していたため、2人編成でも3人編成でもやれるセットリストを組んで待ち構えていたが、セッティングを終えてもハルさんは現れない。24時間テレビのランナーならどのへん走っているかわかるが、ハルさんは走っているのか歩いているのか、そもそも向かっているのかさえわからない。結局本番1分前にハルさんはひょっこり現れた。思わず「好きだバカ!」と抱きしめたくなった。こうして私たちはこの男に沼っていく。

ほぼほぼ全員帰った後で、「あ、集合写真撮りましょう」となって、

結局こうなる。いつもの、いい夜。

 

8月6日

夕方まで舞台の音楽をセッセと作り、夕方から近所でシフトイン。パートの主婦のようにショートタイムで小金を稼ぐ。

 

8月7日

夕方まで舞台の音楽をセッセと作り、病院の夜勤へ。同じ職場にいるのにシフトが被らず正月ぶりに会う同僚と。私は共演NGを出されているのだろうか。

 

8月8日

夜勤明け。夕方から稽古場へ行く。曲のコーラスなどをチェックするが、役者の皆さん歌うまいので何も言うことはない。何も言えねぇ。

 

8月9日

夕方まで舞台の音楽をセッセと作り、夜はライブを観に。


BUGY CRAXONE先輩のワンマン。毎回素晴らしいけど今回のワンマンはセットリストが神。大好きなバンドの存在が私のQOLを上げてくれる。いつか遠征しちゃいそう。

帰ってセッセと舞台の音楽を作る。深夜のクリック音がたまに木魚のように聞こえて天に召されそうになる。

 

 

8月10日

午前中は舞台の音楽をセッセと作り、昼からシフトイン。忙しすぎて途中「無」になった。帰って飲酒もやむなし。

 

吉祥寺での空き時間、「シャンプー買いたい」と言い出した私に小倉ドラマーが同行してくれた。私はサロン専売品が売っている専門店で意識が高いシャンプーを買い、帰りにスタバでマンゴーパッションティーフラペチーノにシトラス果肉をトッピングした。ついてきた小倉に「一連の流れに女子力しか感じない」と呆れられた。まもなく45歳。年相応でいいし分相応でいいけど、私はQOLを上げたい。