やまぎ日報56

10月7日

WAKE UP FES 2018 at 熊谷ドーム。ドームの外に設置された弾き語りステージでのオファーだったが、どうせならウラニーノでやりたいとお願いして、弾き語りステージでウラニーノ naked.をやらせてもらった。ドラムを持ち込んだ時点で弾き語りでもなんでもないわけだが、


最後の曲を演奏中の我々。せっかく持ち込んだドラムを叩かないどころか、ギターさえ弾いていない。

インディーズ時代にレコーディングをさせてもらったスタジオの社長のイトートンがセッティングとか手伝ってくれた。イトートンやさしい。当時2枚のアルバムをレコーディングさせてもらったのだが、イトートンはスタジオ使用料を1円ももらってないそうだ。事務所は確かに払ったと言っている。これは間違いない。なんならぼくも出せと言われ払ったのだ。間に入った悪い大人が全部ちょろまかして懐に入れていたのだ。


「うちは1銭ももらってないんだからぁ!1銭も!」
「あらやだ、やっぱり?」

さて、WAKE UP FES2018。出演後はブラブラと歩いて楽しんだ。手作り感がとても暖かくて、いいフェスだった。


主催者のやまさんとロストインタイムのみんなと。

個人的に、このフェスの素晴らしさを凝縮していたなと思ったのが、弾き語りステージのフィナーレだった。トリの三上隼くんの後、りさボルトちゃんたちとtopaz井田パイセンがステージで演奏したのだが、数日前から不眠不休でまさにWAKE UPし続け、運営やら準備やら身を削ってきたと思われる彼らのナチュラルハイ感は美しかった。



極限まで疲れたのか、はたまた何かに憑かれたのか。完全にキャラクターが崩壊した井田パイセン。農家Tシャツが似合っている。お疲れさま。ゆっくり休んで、ぐっすり眠ってください。そう心から願った。

 

10月8日

心から願ったのに、夜勤に行ったら井田パイセンがいた。風間くんもいた。昨日同じフェスに出て歌っていた3人が翌日のバイトで顔を合わせた。奇跡のシフトだった。勤務時間終了のAM8:30までWAKE UPし続けなくてはならない。そう、フェスは続いていたのだ。