やまぎ日報358「使命感」

11月20日

夜勤。同僚が一晩で私の2日分くらいのカロリーを摂取していた。夜中ワンオペをしている時に受付にGが出た。見なかったことにした。

11月21日

夜勤明け。ラジオ録りにいつものコンビニの駐車場に出勤。探し物を求めてファッションセンターしまむらをハシゴして帰る。

11月22日

休み。コーヒーとクロワッサンという意識の高いOLのようなランチ。


日用品の買い出しをして、糸を引いていないマフィンを買って帰った。

 

11月23日

週一という老人の囲碁クラブのようなペースでやっているレコーディング。一応進んでいる。

この日はコーラスを多重録音。山岸×6人。揃わないと、前に歌ったやつのせいにする。実に協調性のない6人。

スタジオから10分だけ帰宅し洗濯物を取り込み、夕方からシフトイン。シフトインしたらやたら人が多い。休日だったことを初めて知る。

 

11月24日

夜勤。日勤の人が大量のポップコーンをくれた。コーンアレルギーで、食べすぎると喘息様の発作が出るそうだが、それでもおいしくて食べすぎちゃうとのことである。命懸けでポップコーンを食べているのだなと思った。

 

11月25日

夜勤明けで昼からもう一つの職場でロングシフト。後半意識が飛んでいた。

 

11月26日

西川口ハーツでYKJの20周年イベント。昼公演にワンマンやって、夜公演は対バンイベントという、なかなかドMなタイムテーブルである。YKJの2人がすでにワンマンを終えて夜公演のステージも始まった頃に、我らが小倉範彦はまだ東北道の蓮田SAでスタバを飲んでいた。とんでもない社長出勤である。

我々はかつてYKJのワンマンにオープニングで呼んでもらった際、前座なのに大幅に押して大変なヒンシュクを買った過去がある。この日は「内容はともかく1秒たりとも押さない」という覚悟で、手元にストップウォッチを構えてライブを進行。最後の曲は自ら強制終了して時間内に終わらせた。「押さない」という当たり前のことをしただけなのに、大事を成し遂げたかのような清々しい顔で楽屋に帰った。

「真面目にやることもできるのに、どうしてああいうライブになるんですか?」と聞かれ、私と小倉は全く同じ返答をした。「使命感です」と。私たちは同じ使命感を持ってステージに立っている。たとえ履き違えていたとしても。

こんな我々を大事なライブに呼んでくれるYKJには感謝と謝罪しかない。


地元の仲間は接しやすくていい!岩船くんもブッダも好き!工藤さん初めましてだけどおもしろい人だった!

YKJの爪の垢でも煎じて飲みたいと思うほど、素晴らしいライブだった!ウラニーノ先輩もがんばります!

しめい‐かん【使命感】〘名〙 与えられた任務をなしとげようとする気概や責任感。 特にその任務に格別の意義と誇りをもってあたる場合の感情をいう。