やまぎ日報357「おじさんが痩せている理由」

11月13日

休み。サウナへ行き、インフルエンザの予防接種を受け、そのまま赤羽で飲む。「あったかいおでんありますよ」と客引きの兄ちゃんに誘われて入った店に、おでんはなかった。

11月14日

いつものコンビニで待ち合わせてラジオ録ろうとしたら、埼玉県民の日で小倉先生はお休みとのこと。「おたく、群馬県民じゃん」と少しだけ思ったが言わなかった。病院も休んでくれりゃいいのにと思ったが、通常業務の夜勤であった。

11月15日

夜友達と飲む予定だったが飛んだので、おとなしく自宅警備。

11月16日

朝から渋谷でレコーディング。


カフェイン過剰でエンジニアさんに心配される。

録り終わった山岸くんの声素材をみんなでいじる。「まな板の上の鯉」ならぬ「まな板の上の声」である。終わって一瞬帰って洗濯物を取り込み、17時からバタバタとシフトイン。

11月17日

実家に帰る。父とビートルズの新曲を一緒に聴いた。14歳の時に父の影響で初めてビートルズを聴き、私の音楽人生は始まった。それから30年近く経ち、父とビートルズの新曲を聴くとは思わなかった。なんだか感慨深い時間だった。

夜は西川口ハーツで弾き語りライブ。「私の思い出」の登山さんがツアーで来るとのことで、ハーツ原畠氏にご指名いただき久しぶりの「地元枠」として出演。同じく地元枠の銀幕さんと共に。一番目の神戸くんは大学生とのことで、大学の講義終わりで駆けつけ、翌日教授に呼び出されているとのことで早々に帰った。私も教授に呼び出されたいと、懐かしく思った。

登山さんは、「私の思い出」のライブ映像や楽曲から想像していたよりも、驚くほど渋く落ち着いた人だった。とても素敵な人だった。久しぶりの銀幕さんは、歌唱力と顔がすごすぎて、ライブハウスのファントムだった。ぼくが提供した「エンドロール」を歌ってくれた。


銀幕さんの物販にあった銀幕一楼のアクリルスタンド。売り切れるたびにサイズが大きくなっていくシステムらしい。ぜひとも等身大になるまで売ってほしい。最近アクリルグッズを出すバンドが増えているのは、コロナ禍が終わり世の中にアクリル板が余剰となっているのだろうか。時代である。


終演後、ハラハティーを交えておじさん4人で西川口の激安焼肉「安安」へ行き、エリンギとしいたけばかり焼いた。誰もカルビとか頼まないのがおもしろかった。痩せてるおじさんたちには痩せてる理由があるなと思った。

11月18日

人が足りないということで昼から5時間シフトイン。病院は15時間近く働いて元気に帰ってくるのに、副業のシフトは8時間働くとぐったりする。たぶん病院は実労働時間は6時間くらいなんだと思う。


帰宅して晩酌。

11月19日

家の掃除を始めたらAB型のスイッチが入ってしまい、徹底的に磨き上げる。きれいになった部屋でゆっくりコーヒーでも飲みたかったが、出勤ギリギリまでやってしまいバタバタとシフトイン。帰り際に私の案件がクレームに発展しており、上司が対応に追われていた。若干の気まずさを抱えながらそそくさと退勤。


帰宅して晩酌。