やまぎ日報210

3月30日

ご褒美DAY。都内の某サウナにおっさん4人で午前中から集まり、お風呂に入ってビールを飲んでまたお風呂に入るという最低で最高な一日を過ごす。もちろんギリギリ4人以下でマスク会食である。しかしマスクで飛沫は抑えられても、酒量は抑えられない。だいぶ飲み過ぎてしまい、久しぶりに気持ち悪くなった。風間くんもまただいぶ酔っ払っていたようで、間違えてロンドンの靴を履いて帰ったらしい。

3月31日

やや二日酔いで新大久保をブラブラし、インド人が香辛料を売っている店に入ったら、店主に強引にマニアックなスパイスを多数買わされた。典型的な「Noと言えない日本人」である。

名前を聞いたこともないスパイスの数々。ググって使うしかない。

夕方、職場の上司が退職ということで、勤務ではないが職場へ行き引退セレモニーに参加。やれツアーだやれレコーディングだでシフトに穴ばかり開けているぼくがずっと働いてこれたのは、紛れもなくこの人のおかげである。就職せずバンドをやってきたため人生で「上司」と呼べる人がいないぼくにとって、唯一の上司であり理想の上司だった。

4月1日

ラジオ収録。4月1日だからと言って、嘘はつかない。365日、人は何かしら嘘をつくのだから。夜は副業。ミスを隠蔽することも立派な嘘だと思い、申告し謝罪した。

4月2日

朝5時にパッチリと覚醒してしまい、朝活。健康なのか不健康なのかわからない。朝イチで区役所と警察へ行き書類をいろいろ申請し、確定申告を完了させる。そして夜勤。朝早く起き過ぎたため日付をまたぐ頃に睡魔が訪れる。患者さんがくれば気が紛れるのに、こういう日に限って激ヒマである。座っていると眠ってしまうので、誰もいない受付前にずっと立っていた。のび太くんの気分だった。

4月3日

夜勤連勤。階のトイレのウォッシュレット「おしりターボ」が激アツと後輩に話したら、「山岸さん、失礼ですがその話をするの3回目ですよ」と言われた。3回話すことよりも、3回とも同じ熱量で話せるのがすごいですねと呆れられた。何回だって話したいのだ。しかし、依存はよくないと思い、この2日間は行っていない。