やまぎ日報92

3月30日

NACK5のマラソンイベントに西川口ハーツチームで参加することに。チームでタスキを繋ぎながら5時間走り続けるという耐久戦。会場の西武球場に行ってみると、普段から走り込んでそうな人しかいない。我々のチームといえば、全員バンドマンかライブハウススタッフ。場違いにもほどがある。これからマラソンするというのに、到着してすぐに運営サイドに喫煙所の場所を尋ねている者までいる。


第5走者のしあわせ。彼を送り出す時は、不安でしかたなかった。ちゃんと帰ってこれるのか。本当の意味で「帰らぬ人」になってしまうのではないか。


無事に帰還し第6走者小倉へタスキが継がれる感動の瞬間。

ぼくは去年くらいにジョギングをしようと奮いたち、シューズまで買ったのだが、2ヶ月で6回走って終わってしまった。今回久しぶりに走ってみたら、全然走れなかった。継続は力なりと言うが、継続しないものに力はないなと思った。


西川口ハーツチーム。こう見えてNACK5公認。とても楽しかった!

 
3月31日

2人とも筋肉痛の下半身を引きずって下北沢へ。ウラニーノの「私たちの主題歌」をカバーしてくれている関係で親交のあるアキオカマサコとのツーマンライブ。アキオカマサコ方向性会議と名付けられたイベント。我々ウラニーノはシンガーソングライターおじさんと化し、アキオカさんにあーだこーだ言えばいいのだ。

しかし蓋をあけてみれば、絵心がないことで有名なアキオカ画伯がオープニングで描いた作品が衝撃的すぎて、音楽的な方向性を話し合うどころではなかった。


アキオカ作「ピッコロ大魔王」

そして

 


アキオカ作「トランプ大統領」

もういい。もうわかったから。あなたは歌を歌いなさい。


歌うと素晴らしいのである。アキオカマサコ。自分の歌を歌ってもらえるというのは嬉しいものだ。そして1曲もカンペも見ずに完璧に歌ってくれた。そんなに歌い込んでくれていたのかと思うと、歌声を聴きながらウルッとしてしまった。

ライブ後、帰りたがる小倉範彦と飲みたがるアキオカの攻防の末、もっとおしゃれな店に行きたいとブツブツ言っているアキオカを餃子の王将に連れて行き、瓶ビールで乾杯した。アキオカマサコB型。歌っている時と全然ちがう。B型の人は気を使わなくていいから楽だ。