やまぎ日報238

10月4日

休み。3月の舞台「見てないで降りてこいよ」で共演した女優さん都倉さんの舞台を観に下北沢へ。おしゃれでゆったりとしていて映画のような舞台だった。都倉さんはベテランの貫禄があってさすがだった。主演の一人の菊原さんという女優さんが愛媛のアイドル「姫キュン」の元メンバーでライブハウスで一度共演したことがあったので、女優さんとして存在感を放っている姿におじさんはなんだか感動してしまった。終わってぽこぽこクラブの陽永先生とかずきくんと久しぶりに飲む。劇団員の話は本当におもしろい。下北沢で劇団員とバンドマンが飲むという、時期が時期ならシチュエーションだけで風評被害が起こりそうな一席だが、ようやく落ち着いて飲めた。生ビールが嬉しくてずっと生ビール飲んでるとおしっこが近くなる。人間だもの。

10月5日

よそのレコーディングを少し手伝い、自分のレコーディングが再開するので準備やら根回しに追われる。夜は副業へ。

10月6日

小倉と待ち合わせてラジオ収録。そのまま夜勤へ。勉強熱心な風間くんがどんどんパソコンの作曲ソフトに詳しくなっていて、自分の向上心のなさに反省をした。同僚にピストンの親族がいるのでピストンの悪口で盛り上がった。

10月7日

夜勤から帰り30分後にはしあわせ号が迎えに来てくれてそのまま渋谷へ。しあわせ号はずっとチルい音楽が流れていた。長い夏休みが終わりついにレコーディングが再開!まずはしあわせのベースの録り直し。しあわせ、ドラえもんみたいな手でがんばる。2ヶ月以上前のテイクを録り直したのだが、「2ヶ月前の方がよくね?」という空気になりかける。沼にハマりかけたしあわせだったが、無事に完走。


SEGAのバッグは彼がゲーマーなのではなく、仕事の取引先がSEGA。

続いてボーカルレコーディング。


終了間際に勤務先の学校から小倉も駆けつける。しあわせがいるレコーディングの後はサウナチャンスでありラーメンピンチでもある。3人で杉並区の某サウナへ向かったが、なんとご時世的に3人以上の団体はサウナお断りとのことでまさかの門前払い。とっさにしあわせが白々しく小倉を無視して他人のフリをするというアドリブの大根芝居をかましたが、無駄な抵抗だった。2人までなら入場可能とのことで、駐車場でダチョウ倶楽部ばりの押し問答が繰り広げられるが、結局「誰が諦めたところで気を使う」という大人な結論に達し、まさかの解散。来週は約束の地「草加健康センターで」と誓い合い別れたのであった。

文字通り不完全燃焼で帰宅したらちょうど飲みに誘われてちょいと飲みに。大きな地震があったが、酔っ払ってデフォルトで自分が震度2くらい揺れていたのであまりこわくなかった。気をつけなくてはと思った。

10月8日

中目黒へ。久しぶりに事務所へ顔を出し社長と世間話とピストンの悪口。インディーズ時代のCDを買い取り、美容室へ。ピストンは相変わらず同じ美容室に来ているそうだ。久しぶりの中目黒で久しぶりに買い物をして帰った。

10月9日

渋谷で久しぶりにウラニーノライブ。スキップカウズとグラカラという先輩方に囲まれ、自称「永遠の弟キャラ」である我々ウラニーノは大変落ち着く。久しぶりにお客さんがたくさんいる客席を目の当たりにし、なんだか感慨深かった。ようやく群馬での軟禁生活を終え東京解禁となった小倉ドラマーをいじっていたら、にわかマザコンキャラになってしまい申し訳なかった。活動休止なんかしてないのに、活動再開したバンドみたいな気持ちになった。


終演後、いる人だけで。ベテランになると撤収も早い。

10月10日

洗濯をしたら履くパンツがなくなってしまった。確実にパンツの数が減っている。これは謎である。サウナに忘れてきたか、下着泥棒の存在を疑うか。サウナではちゃんと忘れ物チェックしてるし、40のおっさんのパンツを盗む変態がいるとも思えない。パンツ神隠し事件である。ユニクロへ買いに行き、追加した。ウラニーノのCDの在庫管理ばりにパンツの枚数も管理しようと思った。夜は副業と、ファニコン配信。40年生きていればいろんな過去がある。失敗もある。人間だもの。やまぎだもの。