やまぎ日報409「壁は越えるものではなく、避けていくもの」

11月11日

昼からロングシフト。勤務体制がマイナーチェンジして平日の昼にちょろっと働くことになった山岸くん。考えてみたら平日の昼間にまともに働くことがないのでドギマギしてしまった。「これが社会というやつか」と3周遅れてきた尾崎豊みたいな感想を同僚にこぼしてしまった。まじめに8時間働いて帰宅。

 

11月12日

休み。前夜まで何も決めていなかったが、朝から思いつき動物園へ。


森のクマさんは一緒に踊れるようなメルヘンな存在ではなく、出会った瞬間に死を覚悟する大きさだった。


平日の昼間からごろごろしていた。私もよくしているので人のこと言える立場じゃないけど。


ググって適当に入った蕎麦屋がひっくり返るほどおいしくて、人に教えたくないと思った。おいしすぎるとプロモーションとしてはマイナスになるのだろうか。

 

11月13日

アナログスイッチの「寝不足の高杉晋作」初日。山岸くんは関係者向けのゲネプロを観劇させていただく。今だに劇場の空気には萎縮するし役者の皆さんには恐縮する。自分、関係者ヅラしてここにいさせてもらっていいのだろうかとドギマギしてしまう。


ゲネの後、そのまま夜の初日公演を観劇。久しぶりに三上陽永くんと一緒に。とてもおもしろかった。陽永と新宿で少し飲んで近況報告し合って帰った。

 

11月14日

夕方からショートシフト。すんごい苦情案件を引き当て、壮大な報告書を書き上げ、心配されるほどのザンギョー。

 

11月15日

アラ天の活動休止前ラストライブということで、ロンドンの勇姿を見届けに吉祥寺へ。風間くんと一杯ひっかけてから行こうと吉祥寺を歩いていたら、


まさかの本人に会ってしまう。

アラ天らしく湿っぽくない最後だったけど、


客席でおじさんが男泣きしてるのを見たらもらい泣きしそうになった。このピューリッツァー賞ものの写真の撮影に成功したのはカザマタカフミ氏。

愛すべきゴチャついた夜だった。久しぶりに外でガッツリ飲んでバンドマンみたいな夜だった。あ、私はバンドマンだ。

 

11月16日

夕方から夜勤へ。103万円の壁が話題になっているが、私に関係あるのは106万の壁の方。2つの職場を天秤にかけシフト調整で労働時間のバランスを取りつつ、空いた時間で個人事業。壁をうまいこと避けて生きている。

 

11月17日

夜勤明けで昼からロングシフト。2つの職場を渡り歩く。実に二週間越しでついに天皇家の秘密を聞くことができた!(前々回の日報参照)