やまぎ日報398「片道1時間半、滞在5分の小旅行」

8月26日

休み。定期的に襲ってくる断捨離モードが発動し、実家の自分の部屋の大掃除を行う。ハードオフやセカンドストリートにあれやこれやを持ち込んで約30,000円の収益を得る。

 

8月27日

夜勤。一週間ほど前に買って職場の冷蔵庫に入れていたどら焼きの存在を忘れ、出勤したら賞味期限が3日ほど切れていた。「捨てるけど食べます…?」と日勤の姐さんに聞いたら、なんとその場でパクリと食べた。この人が夜中に運び込まれてきたら私の責任になるなと思った。翌日涼しい顔で出勤してきたのでホッとした。

 

8月28日

夜勤明けで別の病院へ直行し、健康診断。バリウムを飲む。前回バリウムが家のトイレで流れなくて精神的に辛い思いをしたのでできれば出してから帰りたいと思い、スタバで下剤の効きを待つ。スタバのトイレで第1波を放ち、無料のランチ券をもらった寿司屋のトイレで第2波を放出。立ち寄る先々でバリウムをマーキングしていくバリウムテロリストとなる。帰宅途中の運転中に猛烈な第3波が襲ってきて冷や汗をかいた。

バリウムを出し切って夕方から群馬の小倉家へ向かう。機材車が故障したので明日のレコーディングで使うギターアンプを取りにいかなければならないのだ。片道1時間半、群馬滞在15分の弾丸旅行であった。

 

8月29日

渋谷のスタジオでレコーディング。ギターとドラムを録る。変拍子の連続に難しすぎて悶絶。間違えてばかりいる私に、なんとなくスタジオの空気が「この人自分で作ったのに…」という空気になってきている気がして恥ずい。


なんとか無事に録り終え、さて使い終わったこの巨大なアンプどうすんべと思案するが、結局、レコーディング終わりで今週3回目の小倉家へ。農機具小屋で一時保管となる。


小倉くんがアンプにかけてくれたやつ、時代劇で死体にかけるやつと同じだなと思ったが言わなかった。

片道1時間半、滞在5分の弾丸旅行であった。

 

8月30日

豪徳寺リーフルームで町田さんとツーマン。昔から尊敬する先輩であり、最近はプライベートでも親しくしてくれるご近所のお友達。

アンコールで3曲ほど一緒に演奏をしたが、町田さんと私といえば尾崎豊。最後は自分達の声で作った4つ打ちのボイパに乗せて尾崎豊のバラードを歌うという、実にトリッキーなエンディングとなった。もはや現代アート。隣で踊りながら「OH MY LITTLE GIRL」を絶唱する町田さんを見て、やっぱりこの人やべえなと思った。もちろんいい意味で。

帰りは2人でスーパー銭湯へ。実にいい夜だった。


町田さんとお揃いのギター。

 

8月31日

朝9時から副業のシフトに入る。普段絶対にいない時間帯なので、「間違えてきちゃった人」感が最後まで拭えなかった。夜は久しぶりに友達と飲みに。普通の飲み会だと思って行ったら、主旨的には私の誕生日会というのもあったようで嬉し恥ずかし。最近は家で飲まないせいか寝不足だったせいか、久しぶりのお酒にずいぶん酔っ払ってしまった。

 

9月1日

午後からシフトイン。晴れていたので休憩中に一回帰宅して家でくつろいでいたらその間に豪雨になり、休憩から戻った私は池に落ちた芸人のようにずぶ濡れになっていた。8時間労働、グローバルスタンダードな労働時間にアジャストしたが、休憩中に家に帰ってパジャマに着替えてカレーを食べるのはグローバルスタンダードではないなと思った。