2月24日
人の推し活に同行するという貴重な経験をした。推しがいる人生って幸せだと思った。私もTWICEのファンクラブに入ろうかしら。私はすでに中島みゆきさんのファンクラブに入っているのだが、TWICEと中島みゆきさんのファンクラブに同時に入っている振り幅の広い人は世の中に何人くらいいるだろう。茶碗蒸しとケバブくらい振り幅が広い。
2月25日
週一のラジオ収録を行ってから、久しぶりに病院の夜勤。新人が入ってきた。人が足りなくて自転車操業状態の職場に救世主となるか。辞めないように気持ち悪いくらいやさしくした。逆にこわかっただろうか。
2月26日
夕方からショートシフト5時間。「なんでこんなに眠いんだー!くそー!」と一人悶えていたが、よく考えたら夜勤明けだった。理由は明白だった。
2月27日
休み。新宿の世界堂へ額縁を買いに。初めて額装をオーダーで作る。周りの人はクラシカルな油絵や高そうなアート作品を持ち込んで相談していたが、

私のはこちら。かわいい。出来上がりが楽しみ。これも推し活だろうか。
2月28日
ライブ前に4時間だけシフトに入る。帰宅して小倉くんが迎えに来るのを家で待ちながら、お腹が空いたのでお蕎麦でも食べようかなと思っていたら、想像よりだいぶ早く小倉くんは到着した。私は蕎麦を茹で始めていた。「ライブの準備してますのでちょっとお待ちを!」とLINEをし、友達をコンビニの駐車場で待たせ、罪悪感を感じながら蕎麦を食べた。
吉祥寺プラケーの周年イベント最終日。「新店舗3周年おめでとうございます!」とMCで小倉が言っていたが、新店舗はまだ2年も経ってないしそもそもオープン26周年のイベントだし、なにひとつ合っていなかった。

楽屋でエアーピアノで真剣にシミュレーションをしている町田さん。何らかの降霊術の儀式を執り行っているようであった。

気心の知れた接しやすい皆さんと楽しい夜だった。町田さんとハルさんは私の2つ上の学年。大好きな先輩2人であるが、2人とも少年のようである。若いとかではなく、マジで少年。打ち上げはみんなでコーラ飲んだ。みんなただの少年であった。
3月1日
昼からロングシフト。隣の席の後輩がエリック・クラプトンの来日公演チケットが20,000円ということに触れ、「クラプトンのコンサートで20,000円使うか風俗で20,000円使うかだったら悩みます」と、ミュージシャンとしては実に正直で不適切な発言をしていた。そもそも天秤にかけてはいけない。しかし、自分だったらクラプトンにも風俗にも行かず20,000円は貯金するかもなと思ってしまった私は一番つまらない人間かもしれないと思った。
帰宅してから配信。TWICEのMVを流しながらメンバーを言い当てる「山岸くんのTWICEチャレンジ」第2回。全問正解であった。バンドのコンテンツを使ってやることではない。3月2日
横浜の季ららでマスミサイルとアイラビッツとのスリーマン。「至極のスリーマン」というイベント名だったが、よっくんとマイコ社長というストロングスタイルのボーカリストに挟まれ、私にとってはある意味地獄のスリーマンであった。
この3組、ドラマー同士が定期的にドラマーだけのイベントやっていて、ドラマー3人は大変仲が良い。リハの時から小倉は裏方のようにドラムセッティングなどを手伝っていた。

裏方が絶対来てはいけない色の服を着ていたけど。
仲のいいドラマーの対比として、「よっくんとは口をきかない」とMCでネタとして話したが、

ライブ中にカメラを向けたらカメラ目線くれるくらいには仲がいいのでご心配なく。口はきかないけど。

2階のサウナを含めた季ららの経営が危ういらしく、クラウドファンディングを始めるらしい。「ウラニーノも力を貸してくれませんか?」とマイコ社長に頼まれた。よくわからないけど友達が困っているなら断る理由はないと思いOKした。「炎上したらすみません!」と言われたので、「バカなふりして逃げるから大丈夫!」と答えた。実に私らしい。友達だから言えること。
アイラビもマスミサイルも終演後お客さんとチェキを撮っていた。お客さんみんな嬉しそうだった。推し活はこんなに身近にもあったのだ!私も推し活がしたい!