やまぎ日報227

7月19日

リモートでラジオ収録。リモートだと会話が噛み合っているようで噛み合ってないなぁと思って編集をしていたが、よく考えればそれは会っていても大して変わらんなと思った。新曲のデモを作りかけたところで夜勤。風間くんとパイセンの話をしていたら、電子カルテのポップアップで急にパイセンの名前のコメントが出てきた。コメント欄は空欄でなぜかパイセンの名前だけ。こんなことは初めてなので、風間くんと2人少しの間フリーズしてしまった。パイセンがふと会いに来てくれたみたいで嬉しかった。不思議なことはあるものだ。

7月20日

オリンピック期間中首都高料金上乗せとのことで一般道が激混み。夜勤明けで帰宅までにいつもの倍近くかかる。何が都民ファーストだ、これでは五輪ファーストではないか。夕方から副業。職場ではぐれメタル級の出現率の友達が久しぶりに出勤していた。久しぶりに会えて嬉しかったが、最近背中が腰がと体調の話ばかりになり、我々はいよいよアラフォーっぽくなってきたなと感じた。みんな健康でいてほしい。

7月21日

オフ。包丁が欲しくなり、金物屋さんで包丁を物色。若干の先端恐怖症なくせに、包丁をずっと見てたらその美しさに「萌え」な気分になってきた。刀剣マニアはこういう気持ちなのだろうか。ちょっといい包丁を買うか、ちょっといい研ぎ器を買って今持っている包丁を研ぐか。結局どっちも買ってしまった。包丁を購入してサウナへ。「包丁を購入してサウナへ」というとアウトレイジに出てくる殺し屋の犯行当日の行動にしか聞こえないが、包丁は車の中に隠しておいた。隠せば隠すほど銃刀法違反っぽくなるから難しいなと思った。

7月22日

プチレコーディングの後、友人宅で飲み。久しぶりに友達と飲めて実に楽しかった。後半は山岸先輩のカウンセリング状態となる。ぼくがこの世で一番恐ろしいものは、オバケでもコロナでもなく「正論」である。

7月23日

昼過ぎにブルーインパルスが上空を旋回。遅ればせながらドラマ「空飛ぶ広報室」を夜な夜な見て一人で号泣していたタイミングだったので、ブルーインパルスが飛んでるだけでかっこよくて涙が出そうだった。

そして夜勤へ。ヒマだったのでオリンピック開会式をチラ見しながら働いていた。バッハ会長を見て、ステージ時間はちゃんと守ろうと我が身を省みた。押すのはよくない。押しちゃダメな状況で押すことが許されているのは、この国ではダチョウ倶楽部だけなのだ。同僚のおばちゃんは開会式を見ながら「羽生くん金メダル取るかなー!」とトンチンカンなことを言っていた。出ねえよ。おばちゃんは「最終ランナーは北島康介だと思う!」と熱弁していたが、北島康介はNHKに解説者としてリアルタイムで出演しているのを見てしまったぼくは、「何も言えねぇ」と思った。

7月24日

夜勤明け。新曲のデモ音源の続きを作る。夕方、完全に酔っぱらった勢いとノリの友達から「やまぎさんと飲みたいっすー!」と連絡が入り、フットワークの軽い山岸くんは「いざ鎌倉」の精神でいざ吉祥寺へと駆けつける。実に楽しかった。禁酒法などまかり通るわけがない。人は法の穴を掻い潜って飲むのだ。

7月25日

副業。研修中の新人が山岸くんの対応をモニタリングするという。「丁寧で落ち着いた対応」と上司に評価されている山岸くんは、新人の前で実に丁寧に落ち着いて堂々たる誤案内をブチかましてしまう。「○○さんはこういう間違いをしないでくださいね…」と、自らの身体を張って新人教育に貢献する形となった。研修生の前でガチ凹みする先輩。我ながら実に人間らしかった。帰ってファニコンでやまぎラジオ。音楽の話をしようと思ったのに、包丁の切れ味の話とベンサン愛を語ったら終わってしまった。

おとなげなく、メルカリで落としてしまった「どうぶつサウナ」の猫とウサギが届いた。かわいい。注意書きに「変形する恐れがあるのでサウナには持ち込まないでください」と書いてある。持ち込むやついるかよ!…とは思わなかった。言われなければたぶん持ち込んでた。

同時更新のもうひとつのやまぎ日報「黒やまぎ日報」はファニコンで読めます。エフエム高知で放送中の青春スピーカーのトークも毎週公開。生配信「やまぎラジオ」もほぼ毎週やってます。今後は会員限定グッズや配信ライブも。月額500円。安い!
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