やまぎ日報173

8月1日

高円寺で4ヶ月ぶりのライブ。無観客配信。高円寺ROOTSの前まで行く住宅街および商店街の道が、高度なドライブテクニックを要する1cmレベルの切り返しの連続で、己のドラテクに酔う。しかし法律的に通っていい道のはずなのに、通行人に睨まれたりおっさんに窓をどつかれたりする。こわい。ぼくは歌舞伎町よりも高円寺がこわい。

ネモトラボルタ、ダイナマイト☆ナオキ先輩、ウラニーノ。この3組でのイベント、無観客にはなってしまったけれど実現できて本当に嬉しかった。フェイスシールド越しに観た先輩たちのライブは本当にかっこよかった。ウラニーノもハルさんに入ってもらって久しぶりにドカンとロックバンドの音を出せた。ナオキ先輩の「給付金でエビフライ食った」というタイトルの新曲。「エビフライおかわり!給付金おかわり!」と叫びながらステージ上ではしゃいでるナオキ先輩を見て、この厳しい状況下でもバンドマンはしぶとく生き残れると確信した。こんな状況じゃなかったら「この3組でツアー行こうぜ〜」となるんだろうなぁ。ノブさんに会えたのも嬉しかった。そして台本とはいえ、笑顔で「それでは聴いてください。タマキンロック!」とナオキ先輩の曲を爽やかに紹介する稀咲ここさんに、「本当にすみません」となぜかぼくが謝りたくなった。

感染拡大防止のため打ち上げもせずサクッと帰るバンドマン。しかし土曜の夜の高円寺の街はハメを外した若者たちで賑わっており、バンドマンが一番気をつけているではないか、と思った。


 

8月2日

いつぞやの交通違反の反則金が未納とのことで、赤字で「最終通告」とどでかく書かれた通知書が届いた。なんでもこれで払わないと刑事告訴、または少年審判手続きで少年院送りにされるらしい。刑事告訴よりもアラフォーで少年院はまずい。ということで支払いに。夜は副業のバイト。

8月3日

夜勤。休憩時間に脱獄してサウナへ行ったら、しあわせと西川口Hearts店長のこうたさんにばったり会う。もはやぼくにとってサウナは友達と遭遇する社交場と化している。ほぼ毎日サウナへ来ているというこうた店長のペースに合わせていたら、ヘロヘロになった。整った状態で病院に戻り勤務再開。明け方誰も患者がいないはずの真っ暗な処置室からナースコールが鳴った。マジでビビるぼくを横目に看護婦さんはスタスタと処置室に入っていき、「や〜ね〜誰もいないのに」とサクッとナースコールを止めた。かっこよすぎる。

8月4日

久しぶりに服でも買いに行こうと買い物に行くも、1,500円のパンツを買うのに1時間迷って結局虚しくなって買わなかった。たまねぎとベーコン買って帰る。野菜が高くて困る。

8月5日

誕生日配信ライブに向けていろいろと準備を。記念グッズを作ろうと思っているのだが、あまりにもマニアックでニーズが見えない。そこで、まずは自分が使う用に作ろうと思った。農家Tシャツもそこから始まったのだ。しかし、農家Tシャツはニーズが見えたが今回は本当に見えない。おそらく単純に自分が使って自己満足で終了する気がする。発注完了。