やまぎ日報172

7月27日

夜勤。医療従事者に国から特別手当てが出るらしく、一応コロナ最前線ということで我々救急外来受付当直者にも給付されるらしい。この知らせを受けて同僚たちはパソコンを買うだの機材を買うだのすでに盛り上がっている。「山岸さんは何を買うんですか?」と聞かれたが、特にほしいものがない。しいていえば、たまにはちょっといいお店でおいしいものをたべたいくらいだと言うと、「なんでそんなに欲求がないんですか」と呆れられた。最近まとまったお金が入ることが多いが本当に欲しいものがない。

7月28日

夜勤明けからの、副業のバイトからの、また夜勤という、無茶苦茶なシフトを組んでしまった。職場から職場へのハシゴ。慌てて夜勤に駆けつけると後輩がコーヒーを買ってくれていた。やさしい。そして、風間くんと約2ヶ月ぶりの再会。お互い2〜3日に1日は勤務しているのに、見事にシフトが被らずにすれ違いまくっていたのだ。風間くんが「山岸NG」を出しているのではないかと疑ったほどだ。まるで生き別れた兄弟に会ったようにテンションが上がってしまった。

7月29日

ロンドンと風間くんがうちに遊びに来てくれて飲む。楽しかった。友達と飲むという当たり前のことなのに、すごく幸せを感じた。

7月30日

8/1のイベントのリハーサル。ウラニーノとしては約4ヶ月ぶりのスタジオ。サポートにハルさんに入ってもらう。久しぶりすぎてちゃんと演奏できるかなと思ったが、ドカンと音を出した瞬間に「ああ、これだった」と思った。実に気持ちがよい。バンドっていい。ところで下北沢のスタジオをネットで会員登録をして予約したのだけれど、受付で「山岸様は三軒茶屋店ですでに会員登録されています」と言われた。まったく記憶にない。ぼくのドッペルゲンガーだろうか。


ウラニーノリハの後、ネモトラボルタとの合同リハ。ウラニーノもリハーサル中の休憩が長い方だが、ネモトラ先輩はそれ以上だった。

7月31日

休み。今月もよく働いた。自分へのご褒美にマッサージへ。ずいぶん安かったが丁寧でよかった。首がバキバキと言われた。夜は話題作の「JOKER」を観た。