やまぎ日報63

11月12日

BARKSの原稿を執筆、即入稿。

11月13日

イダパイセンと夜勤。

11月14日

みずほ台otonariにて弾き語りライブ。実家で眠っていた母のクラシックギターに弦を張り、ライブで使ってみた。お客さんに「とてもいい音でした」と言っていただけたので、「母親のギター使ってるってエピソード的にも好感度高いですよね」と言ったら、「そういうことは自分で言わない方がいい」と言われた。そのとおりだと思った。後の人のことを考えず、一切盛り上げることもせず全曲バラードでやり切ったら、「後の人」のロンドンは一瞬で空気を変えた。さすがだと思った。個人的に全員気心の知れた仲間で嬉しい夜だった。好感度を度外視しても、母のギターはいい音だったしうれしかった。


11月15日

秘密のリハーサル。今のウラニーノはワンマンのリハでも3時間くらいしかやらないのに、この日は5時間スタジオに入った。というのも、今度珍しいベーシストと一緒に演奏することになり、そのリハーサルだったのだ。にしても5時間は長く、途中みんなでスタジオを抜け出しおでんを食べに行った。ラーメンとかじゃなくおでんを食べに行くあたりが、本物のオッサンになったなと思った。

11月16日

CDを出すにあたりジャケットや歌詞カードを業者に入稿しなくてはならない。しかし、ぼくも小倉くんもデータがどうの形式がどうのというのは本当に弱い。「AIデータで入稿してください」と言われても、人工知能の類か何かかと思った。そこでしあわせに聞いてみたら「ああ、ぼくできるよ」とのことで、2人でしあわせのところに行ってきた。見かけによらず(ごめん)、しあわせがあまりに頼りになるので感動してしまった。


次々にデータを仕上げていくその背中がとても大きく見えた。実際に大きいのか。


小倉くんからのしあわせへの差し入れは牛丼特盛。ぼくはミニでも並でもない、小倉さじ加減で盛り付けてくれた「やまぎサイズ」。ごはん少なめで素晴らしいバランスだった。さすがわかっている。