やまぎ日報 304

11月7日

休み。副業先から「人が足りない」と電話が来たら働こうと思ったが、そういう日に限って電話は来なかった。一歩も外へ出ない一日であったが、夜になって「月食だよ!」とLINEが来て慌てて外へ出て夜空を見上げた。いたって普通の月が出ていた。明日じゃないか。

11月8日

夜勤の前にインフル予防接種。さらにその前に小倉先生とラジオ収録。ということで前倒しに前倒しで出かけようとしたら、車のエンジンがかからない。ウンともスンとも言わない。スンくらいは言ってほしいなと思いながら、冷静に考えたらキャンプ道具を下ろす際に室内灯を点けっぱなしでバッテリーが上がったようだ。JAFさんに電話をかけたら、驚くべき速さで来てくれた。一瞬で直してくれたJAFのおっさんに惚れそうになった。ラジオは間に合わず小倉先生とは会えず。インフルは間に合っちゃってワクチン接種。夜勤中に月食は見ることができた。風間くんも見たようだ。夜勤中に大河ドラマも月食も見れちゃう職場。

11月9日

ハンバーガーの無料チケットがあるとのことで、巨大なハンバーガーをご馳走になる。気合いを入れて朝食を抜いて行った。お腹いっぱいになって、結果夕食も食べなかった。

11月10日

朝から元気が出ない。そういう日もある。久しぶりの副業。

11月11日

夜勤。ワンオペを担当した5時間の間一人も来ないという大当たりな夜であったが、同時に自分の存在価値を疑う。

11月12日

ウラニーノ関係者飲み会。小倉とライブでもなくプライベートで東京都内で会うのは実に不思議な感じであった。最終的に人の家にお邪魔し家庭の暖かさに感動した。そこまで酔っ払ってたわけでもラリってたわけでもないが、なぜか帰りにスーパーで大量のキノコを買って帰った。大きくなりたかったのだろうか。

11月13日

吉祥寺NEPOにて昼からライブ。ircleのけんごとツーマン。久しぶりに会ったが、相変わらずかわいいやつだった。メンバーの近況やツアーでよくお世話になっていた大分のご実家のことを聞いていると、なんだか久しぶりに親戚に会った気分になった。法事か。「大学生の悲鳴」をカバーしてくれた。出会った頃の彼は大学生どころかまだ高校生だった。我々は大人になった。


昼公演のため、終演後まだ15時。再会が嬉しくてちょっと飲みたいよねぇということに。そのまま後先を考えずに吉祥寺でバカ騒ぎして泥酔…ということはせずに、互いが帰りやすい駅に移動しケツの時間を決めて静かに飲んだ。我々は実に大人になった。

けんごが帰ったあと、年齢的にけんごよりもっと大人になったはずの私とロンドンは、


もう一軒。

からの、


もう一軒。

そしてまさかの、


もう一軒。

昼公演なのに、夜公演やったのと同じ時間に帰った。