やまぎ日報108

6月27日

夜勤。冷蔵庫に賞味期限を過ぎたシュークリームが入っていて、「山岸さんよかったらどうぞ」と勧められた。「食べるなら勤務中がいいよ」と言われた。救急病院だからそういうことになる。

6月28日

歯医者へ。この日報読んでるとぼくは夜勤と歯医者の往復をしているだけの人間のように思えてくる。合間合間にいろいろしているのだけど。

6月29日

気分がモヤモヤした時は体を動かすといくらかすっきりする。初めて行った広い公園で迷子になる。

6月30日

レコーディング準備。譜面をすぐなくしてしまい、レコーディング前に慌てて書き直すという癖が18年直らない。

7月1日

レコーディング。小倉はドラムを叩きながら調子づいてくるとライブみたいに頭を激しく振るので、録音中にヘッドフォンが外れてしまう癖が18年直らない。この日もヘッドフォンが前にずり落ちてきて一人ポリシックスみたいになりながら叩いていた。外れても叩き続け、結局そのテイクが勢いがあるので採用となる。後々歌を合わせるのが大変そうだが、なんとなく合っちゃうんだろう。18年も一緒にやっていれば。

7月2日

レコーディング2日目。2曲歌って、1曲ベース録り。某ベーシストが1曲弾いてくれたのだが、終わった後もスタジオ内をウロウロしていたので、別の曲のコーラスにこっそり参加してもらった。これは闇営業になるのだろうか。マネージャーさんには言えない。