やまぎ日報78

1月28日

最近、三ツ矢サイダーがおいしくて頻繁に買って飲んでいる。漱石先生や宮沢賢治も愛したという。そんなこと言われたらそれだけで味が3割増しになってしまう。ぼくは暗示にかかりやすいのだ。

1月29日

夜勤。明け方に寒くて寒くて、あたたかいお茶かコーヒーでも買いに行こうかと思ったのだが、ふと思いついてポットのお湯を飲んでみた。全然よかった。白湯がうまい。こうして人は老けていくのか。

1月30日

傷彦さんと渋谷でお茶をした。喫茶店に入り2時間以上話し込んで、最後にタロット占いをしてもらった。おっさんがおっさんを占っている不思議な光景は、周囲のお客さんには完全に怪しいセミナーの勧誘の類に見えただろう。帰る時にはぼくの人生は薔薇色に染まった。

1月31日

1日家にこもって作業。気がついたら外が暗くなっていた。昨日からお風呂に入っていないことに気づいた。

2月1日

引き続きこもって作業。ニート生活が続いている。今日は忘れないようにじっくりお風呂に入ろうと、お風呂に本を持ち込んだが、読み始めてすぐに眠くなり1ページもめくることなく出てきた。