やまぎ日報405「お客さまは神様」

10月14日

横浜でサーキットイベント「KANNAI STORM」。横浜BAYSIS三井店長がついに本気出してきた感のあるフェスであった。ラインナップも素晴らしかった。

25分ステージと短めのステージ時間だったため、時間を押さないように急いだところ、弊社ウラニーノはまさかの巻きで終わってしまった。3分ほど余ったので、時間いっぱい「ファーマーの長男」を歌い時間になったら問答無用で幕を下ろしてもらうようお願いしたのだが、幕が下がるスピードが思ったよりかなり速かったので強制終了感がハンパなかった。

ベイシスが経営している居酒屋が出演者は飲み放題食べ放題という信じがたい情報を耳にした我々は、試しに行ってみた。先輩たちが飲んだくれていた。

断っておくが、イマフェスの打ち上げ会場ではない。

私がMCで「打倒ムロフェス」とか「イベントタイトルを『KANNAI 放題』にすればいい」などと各方面をいじったことはネットには書かないでほしい。

 

10月15日

休み。ドライブがてら少し遠出をして地方都市へ。

意識の高いオシャレな居酒屋か、なんでもない居酒屋かをさんざん迷ってなんでもない方にしたら、結果なんでもあった。

 

 

10月16日

夜勤。同僚と意見の相違で少し言い合いになり、「クライアントの信頼とエンドユーザーへのホスピタリティの向上にプライオリティを置くべきだ」と大真面目に主張してしまい、後から恥ずかしくなった。たぶん小池百合子か姉の影響を受けている。

 

 

10月17日

5時間シフトイン。本日より研修講師として新人の育成を担当。「間違えても大丈夫ですよ、ぼくもしょっちゅう間違えますから」という研修講師として不適切発言を初日から。他人に甘く自分にも甘い山岸くんは研修に向いているのか。

 

 

10月18日

劇伴を担当させていただくことになった劇団アナログスイッチの打ち合わせ。夜は吉祥寺に移動してウラニーノのリハーサル。食当たりで青白い顔をしているハルさんは明らかにいつもと様子が違ったが、ベースは相変わらずすごかった。

打ち合わせからのリハーサルと随分がんばった気がしたので、晩酌はやめてるけど今夜は黒霧島を買って帰る。他人に甘く自分にも甘いから。

コンビニで買って袋に入れずに持って歩いてると、すごくダメな大人になった気がするのはなぜだろうか。たぶんビニール袋を廃止した小泉進次郎のせい。

 

10月19日

ロングシフト。研修をしたりさせられたりで最近は慌ただしい。3年働いて時給が順調に上がる。病院は20年働いても10円しか上がらない。

 

10月20日

ロックバンドツアー2024、名古屋編。渋滞もなく順調に到着。リハも順調。しかしリハ中盤から体調の異変に気づく。喉の違和感と寒気と節々の痛み。明らかに熱が出る前のやーつ。

本番はアドレナリンが大量に出たためにむしろいいライブになったが、終演後に完全に脳内麻薬が切れた私はお客さんからガチで心配されるレベルでくたばってしまった。


心配してくれたお客さんからロキソニンや麻黄湯の差し入れ。ここは薬局か。

帰りは後部座席に横たわり東京まで急患の搬送状態。いただいた薬で家に着く頃にはずいぶん楽になった。往年の演歌歌手が「お客様は神様です」と言ったのは有名だが、私にとってお客さまは薬剤師様であった。


珍しくモニターに足なんか乗せちゃっているのを「やまぎ、ロックバンドっぽいよ!」とハルさんにいじられて写真まで撮られた。

いよいよ次はファイナル東京!