やまぎ日報379「この国の上から下まで」

4月15日

夜勤。民度の低い人が多い夜だった。アル中で自分で救急車呼んでおいて、診察が始まるとお医者さんに「うるせー!」とか「さわんなー!」とか言うのはどういうことなんだろう。なんとなく自分は育ちがいいのだなと親に感謝した。

 

4月16日

新学期が始まった小倉先生といつものコンビニでラジオを収録し、再び夜勤へ。若手の恋バナにおじさん興味津々。若いうちにいろいろあった方がいいぞ。大人の恋はクソめんどいから。

 

4月17日

スーパーに行ったりホームセンターに行ったり近所をウロウロして1日がオワタ。口内炎が痛すぎて元気が出ない。お酒を飲まずにうつぶせ寝で永眠。

 

4月18日

渋谷でレコーディング。まずはアコギを録る。20年前に「Martinで一番安いギターくださーい」と楽器屋さんに飛び込んで買ったギターが、時を経て異常にいい音がする。なーんも考えていなかったであろう20年前の私を褒め讃えたい。あんたそれコスパ最強だぞと。


続いて仮歌を録る。歌うだけ歌って颯爽とスタジオを去る。そう言うと永ちゃんみたいでかっこいいが、私は17時からシフトにインするのだ。

 

4月19日

休み!体育館のジムに行っておじいちゃんおばあちゃんと一緒に汗を流し、フィルムカメラを片手に公園をブラブラして、洗車に行ったら混んでて諦めて、家の掃除をして終わった。断酒5日目だったが、夕食の準備をしていたら急にビールが飲みたくなり、裸足のままで駆け出してコンビニに缶ビールを買いに行く。これは禁断症状なのか。たぶんジムで汗かいたから。

 

4月20日

三沢カヅチカこと藤井聡先生にお声がけいただき、水道橋でライブ。内閣官房参与まで務められる大先生と対バンするとは人生何があるかわからないものである。藤井先生は想像していなかったほどガチでロックであった。ライブハウスでもこんなロックなおじさんなかなかいないぞというくらい。そして歌にしても歌詞にしても、立場のある方が発する言葉というのは重みが違うことを実感。小池、安倍、岸田、出てくる名前にゾワゾワした。


繋いでくれたやまちゃんに感謝。やまちゃんにはこの未来が見えていたのかなとふと思った。

 

4月21日

お昼からロングシフト。上司との面談で山岸くんの個人目標は「ルールを遵守すること」と設定された。私は尾崎豊か。

 

この国のトップと関わる人から、国民の底辺のような人まで、いろいろな人と関わる人生である。なかなかおもしろい。