やまぎ日報 251

1月3日

お世話になっている作家先生のお宅に呼んでいただき新年麻雀会。


四暗刻をテンパり「2022年は運気が来ている!」と思って切った牌で三倍満を振り込む。2022年、大勝負は避けて堅実に生きた方がいいかもしれない。

1月4日

豪徳寺にてロンドンとかざまくんと新年会的な弾き語りライブ。仕事初めの人も多かったであろう平日に、完全に正月気分のバンドマンたちが設定したタイムテーブルは16時半開演。年末の岡山から帰った際に年明けのことを一切考えずに手ぶらで機材車を降りてしまった山岸くんのために、小倉がわざわざ群馬から機材を届けに来てくれた。


人のリハに乱入し人のギターで勝手にマリオネットを弾く小倉。いつかのライブ以来ぼくの仲で「犬猿の仲」という設定になっているこの2人のツーショットは大変レアである。

ロンドンが2月に企画した「やまぎロンドン」を告知すると、風間くんは「聞いていない」と傷つき、それに対して「風間さんは忙しそうなので…!」という咄嗟に出たロンドンの言い訳が、「どうせぼくは暇ですよ」とやまぎさんを傷つけた。絵に描いたような見事な「あちらを立てればこちらが立たず」であった。終演後お客さんも一緒に飲む豪徳寺スタイルに馴染めないやまぎさんは、フロアの隅っこでかざまくんとiPadのリズムマシーンでピコピコ遊んでいたところ、パリピ風のお客さんに「本物の陰キャ」といじられた。次回は三倍満を振り込む覚悟でパリピと絡んでみようと思った。情緒不安定でキャラが崩壊したが、元気がない時は友達に会うのが一番。今年もこの2人の存在には助けられそうだと思った。

1月5日

正月休みの最終日。家でゆっくり過ごす。正月に無茶をさせた胃腸を休める。お酒を飲まないで眠れるか不安だなと思ってベッドに入ったら3秒で眠った。

1月6日

仕事初めの夜勤。休憩が長くて体は元気だったが、ピリつく先輩と後輩に気を使い心が疲れた。

1月7日

一度帰ってもう一回夜勤。18日にワクチン3回目を打ってそのまま夜勤という非人道的なシフトを組まれたため、夜勤中に受付でぶっ倒れたら会社の責任問題ですよと上司に訴えたところ、日程を変えてもらえた。2回目の副反応で死にかけたぼくは本当にぶっ倒れる自信があるのだ。結果、接種は前倒しで12日に。

1月8日

横浜ベイシスにて弾き語り。出演者中最年少という近年では珍しい現場。「先輩より後輩の方が気を使う。だから先輩は落ち着く」とMCで発言したところ、よっくんに「おれにはもう少し気を使え」と言われた。確かに、と思った。打ち上げはノンアルコールだったが、久しぶりの三井店長との話が楽しくて遅くまで残ってしまった。打ち上げで夢を語っていたぼくらも、打ち上げで検診の話をするようになった。三井さんの痛風が治ってよかった。


いつもよっくんの前で緊張感なくてすみません。

1月9日

二連勤からのライブ明けということで休みを取ってはいたが、意外と元気だった。


ブルーボトルコーヒー初めて飲んだ。自分で撮りながら、インスタ女子みたいな写真で恥ずかしくなった。