やまぎ日報375「勤続30年の男」

3月18日

オフ!自分へのご褒美にサウナで初めてのあかすり体験。あかすり童貞の私に、ベテランの風格漂う外国人のおばさまが担当してくださった。当たり前だがこちとら全裸である。緊張する。「キンチョーシテマスネ!チカラヌイテ!リラックス!」とずっと言われ続けていた。しかし終わった後のスッキリ感とお肌のスベスベ感にびっくらぽん。またやってみたい。次はうまく股間と緊張を隠したい。

 

3月19日

夜勤。病院の職員さんに、「山岸さん30年くらい働いてるよね?」と言われた。長いことは認めるが、さすがに中一から働いてはいない。改めて、もうぼちぼち辞めなくてはと思う。しかし、そんな夜に限って大変平和で充実した読書タイムが過ごせたものだから、悪くない職場だとまた思ってしまった。

 

3月20日

夜勤明けで高速に飛び乗り埼玉は本庄市へ。ウラニーノレコーディング。今回はhuenicaさんとのセッション。

小倉のドラム録って、えのもっちゃんのギター録って、サチコさんの鍵盤録って…。


私はスタジオのソファで膝に猫を乗せて「いいねいいね!」と言っているだけ。


完全にスタジオ見学に来た外部の人の距離感。

私のこの日の一番の仕事は皆さんのお弁当を買いに行ったこと。注文はサチコさんがしてくれた。つまり取りに行っただけ。

 

3月21日

レコーディング2日目。本庄のhuenicaスタジオでボーカル録り。今日は仕事するぞ。


スタジオの名物プロデューサーと私。プロデューサーは熱心にYouTubeをごらんになっていた。

歌録りはサチコさんがディレクターになってめんどくさい私の面倒を見てくれた。もはやディレクターではなくてカウンセラー。


レッドブルを持って応援に来てくれた小倉ドラマーと。この後すき家へと。小倉もまた、30年くらいすき家で働いている。

2日間で無事に終了!あとはhuenicaさんに、よく言えば託す。悪く言えば丸投げ!


帰りにパイセンに近況報告。

 

3月22日

夜勤。同僚が「愛の不時着」を鑑賞していて、思い出して一緒にキュンキュンする。病院には自ら飛び降りて不時着する人はたくさん運ばれてくるが、ソン・イェジン様は不時着してくれない。それが現実。

 

3月23日

同窓会で再会した友人たちと改めて飲む。人生いろいろ島倉千代子。みんないろいろある。私も含め。ってか私。主に私。

 

3月24日

久しぶりに二日酔い。コロナの時にも飲まなかったストックのOS-1を飲む。昼からロングシフト。普通は仕事中にだんだん疲れてくるものだが、私はだんだん元気になってきた。