やまぎ日報15

6月9日

美容室へ。なんだかさっぱりしたい気分で久しぶりに短く切った。美容師さんとぼくの共通の話題は、石田ゆり子さんのインスタの話とウォーキングデッドの話。あと、ぼくが行くとだいたい「先週ピストン来たよ」と言われる。髪を切る周期が同じようで、嫌な感じがする。

6月10日

みずほ台にある「おとなり」というお店で弾き語り。マスミサイルのよっくんに誘ってもらった。よっくんもMCで言ってたけど、出会った頃はお互いあんまり好きじゃなかったし(笑)仲もよくなかった。しかし年を経てこうして仲良く一緒に歌っている。ぼくはキャラクターも世界観も自分とはけっこう真逆なよっくんのボーカルスタイルが今では本当に好きだし尊敬している。この日のパフォーマンスも素晴らしかった。

1番目に出た櫻井くんが帰り際に「実はウラニーノ大好きなんです」と目をキラキラさせながら、中学生の時にお小遣いを貯めて買ってくれたという「友達の彼女」のCDを見せてくれた。「もっと早く言いなさいよ」と、お酒を1杯ごちそうした。続けてきてよかったと思ったが、もっとがんばらねばと思った。本当に嬉しかった。2番目の太田哲宇さんの「誇りを持って」という曲が素晴らしかった。MCで「傘をささない派」と意味不明な宣言をしていた小関くんと一緒に帰った。駅までの道のり、彼は本当に傘をささずに濡れていた。なんとなく小関くんと同じように傘をささずに歩いてみた。ミストのような小雨が心地よく、おそらく相当なマイノリティーであろう「ささない派」の気持ちが少しだけわかった気がした。なんでも歩み寄ることは大事だ。人間関係も音楽も。