やまぎ日報425「愛しさと申し訳なさと心強さと」

2月17日

昼からロングシフト。研修講師として一日マンツーマンの新人研修。「人に教えるの、自分意外と向いてるのかも」と今さら思う。教育大学の大学院まで出させてもらって、逆に向いていなかったら親に申し訳なさすぎる。

 

2月18日

愛車が飛び石の被害に遭ったので、実家の近くの修理工場へ。ついでに実家に立ち寄り、父の淹れてくれたコーヒーを飲みながらしばし父と歓談。そして勤務先の病院へ行って1時間の端末研修を受ける。講師が新人っぽい若い女の子で、「がんばれー」という感情しか起こらず内容はほとんど頭に入ってこなかった。病院から一回帰宅し、夜は高円寺へ。ハマノさんの後ろでドラムを叩く小倉ノリシコを見に行く。ノリシコはノリシコであった。

偉大な先輩、無限放送が共演。久しぶりの井垣さんノブさんはやはり最高であった。


もう、何やっているのかわからない写真。

学校で美術の先生やってからこの現場に駆けつける小倉の切り替えすごい。

 

 

2月19日

休み。六本木へ行く。ミッドタウンのハリーウィンストンの前をふらーっと横切った時、偶然とは思うが内側から扉を閉められた。絵に描いたような鮮やかな「門前払い」であった。確かに買えないけども。

夜は吉祥寺に。昨年の舞台でご縁があったジュンコさんのズボンドズボンのライブを観に。土屋礼央さんとのツインボーカルかっこよかった。広い会場に入りきれないほどのパンパンのお客さん。久しぶりに非常に景気のいい気持ちになった。

 

 

2月20日

朝から気合いを入れて確定申告。無事に提出する。父も姉も申告した結果追加で税金を納めるのに、私だけ申告したら税金が返ってくる。国を経由して父と姉からお金をもらっているようでバツが悪い。情けないやら申し訳ないやらありがたいやら。夕方からショートシフト。

 

 

2月21日

午前中、水道点検でマンションが断水になるので、私はサウナに逃げ込んだ。時間を潰そうと入りすぎてしまい、マンションは断水になり私は脱水になった。

夜は下北沢へ。


昨年舞台でお世話になったアナログスイッチ主催の佐藤慎哉氏が世田谷区の演劇祭で作・演出を担当。おもしろかった。

下北は車で行った方が断然楽であるが、知り合いのバンドマンやら役者やらとばったり鉢合わせてそのまま飲みに…というラッキーハプニングまで想定してわざわざ電車で向かった。しかし、誰に会うこともなく実にスンナリと帰宅。車で行けばよかった。そういうもんである。しかし、いつでも臨戦体制のフットワークの軽い男でいたい。そんな自分が嫌いじゃない。自己肯定感の塊だから。

 

2月22日

昼からロングシフト。隣の人が胃腸炎でゲッソリしててかわいそうだった。

 

2月23日

昨日と同じ昼からのロングシフト。休憩中の帰宅でスムーズに昼食が取れるように、80グラムのパスタを測り、ニンニクと唐辛子を刻み、オリーブオイルと茹で汁まですべてをセッティングしたMP5(マジでペペロンチーノ5秒前)の状態で出勤。


これが私の勤務中の食事。この後コーヒーとデザートも。勤務中。

私にとって家族の存在は、愛しさと申し訳なさと心強さと。そんなことを強く感じた一週間であった。