やまぎ日報241

10月25日

休み。サウナへ。行きつけのサウナに職場の警備員のおっちゃんがいた。仕事での絡みしかない人とプライベートの付き合いをぶっ飛ばしていきなり裸の付き合いになるのは気まずい。気づかないフリを突き通そうと決め、張り込みのデカのように常におっちゃんの同行を目で追いながらサウナと水風呂を行き来していたら全然集中できなかった。体は整い、心は乱れた。

10月26日

朝5時にLINEのウラニーノグループにしあわせからメッセージ。ぼくも小倉もすぐに既読になる。夜更かしで午前5時の完全夜型のしあわせと、もう普通に起きている朝型の山岸と小倉。どちらも極端である。夕方いつものコンビニで落ち合ってラジオ収録をしてからの夜勤。久しぶりに風間くんとのツーマン。受付を交代するタイミングで風間くんのスマホの画面がチラッと見えてしまった。風間くんは「テンションが上がるもの」について検索していた。早起きした分眠気がブーストされ休憩で熟睡。健康的なのか不摂生なのか自分でもわからない。

10月27日

吉祥寺で某案件の打ち合わせ。

10月28日

レコーディング。未来の世界の夜型ロボットしあわせもんが迎えに来てくれる。毎週しあわせの軽自動車「走る喫煙ブース」に揺られながらライブハウス事情を話すのがとてもおもしろい。レコーディングは新たなゲストを迎え作品が完成に近づいていく。しあわせは相変わらずベースに苦戦。帰りの車では「ぼくは普通のこともできないただの豚だ」と、紅の豚の決め台詞をオマージュしたような自虐的なことをブツブツとつぶやいていた。夜はぽこぽこクラブの配信にゲスト参加。どちらかといえば「友達の家に飲みに行ったら配信が始まった」という感じであった。

未来を担う若者たちとともにコーラス録りをする、ギョーカイの大先輩オーラ漂うしあわせ。

10月29日

夜勤。同僚が推しの日勤の女の子について熱く語っていた。先日熱く語りすぎて別の同僚から「お前、黙れ」と言われ、空気がピリついたそうだ。まさに恋は盲目である。しかし、推しがいると人生は楽しいだろうなと思う。ぼくも推しがほしい。

10月30日

相変わらずお金を使いたいモード。10年以上会っていない同級生から突然連絡が入り壺を買ってくれと言われたら買ってしまいそうなモード。同級生から壺は買わないが、陶芸家の先生のお皿を買った。実にいい形で個人的にツボだった。紛らわしいが買ったのはツボではなくお皿である。

10月31日

選挙。投票所の小学校までどうしても最短距離で行けない。この町に住んで長いのに。久しぶりに投票した人が当選した。夜は副業。終わって晩酌。