やまびにっぽい 203

2月14日

副業5時間。

2月15日

稽古。演出の陽永くんのお父さんが朝亡くなったとのことで、陽永くんは稽古終わりで青森へ。稽古場を出るときに初めて聞かされた。「気を使わせるから」とあえて言わなかったらしい。1日いつもどおりみんなに気を配りながら稽古を仕切り、そして稽古終わりで一人夜行バスに揺られる陽永くんの心中を察すると胸が痛む。陽永くんが心配しないようにしっかりがんばろうと思った。

2月16日

一日休みをもらったのでリフレッシュ休暇とさせていただく。サウナで仲間と「やまぎ会」という名の自堕落な一日を過ごす。

2月17日

稽古。陽永くんいないけど残ったみんなであーだこーだ言いながらがんばる。

2月18日

稽古の後、副業へ。

2月19日

一日稽古。共演の都倉さんのお芝居に感動してしまい、隣でお客さんと化してしまう。女優ってすごい。都倉先輩ゴイスー。

2月20日

稽古。陽永くん帰ってくる。喪主の挨拶で血が騒いで定型文を無視して一人芝居を打ったらしい。役者の職業病だなと思った。

帰ってきた陽永先生。寝てないのに夜までガッツリ稽古。タフすぎる。ベッドにいる金髪のぼくより数倍バンドマンぽい人はスーパー演出助手のチャゲさん。陽永くんの代役で入っているうちに陽永くんのセリフ全部覚えちゃったすごい人。