やまぎ日報152

3月26日

夜勤前に映画館へ。「三島由紀夫 vs 東大全共闘 50年目の真実」、実におもしろかった。さすがに誰かに一緒に行こうとは言えなかった。平日の真っ昼間で内容的にも相当マニアックだし映画館もガラガラだろうと思って行ったら、映画館はぼくよりももっと感染を気にした方がいいであろうリアル全共闘世代の人たちでいっぱいだった。

3月27日

熊谷で三上隼ことみかしゅんに呼んでもらいツーマン。いつもどおりにやったつもりだがお客さんが異常に笑っていた。そんなに笑わなくてもいいのにと思うほど笑っていた。みんなやっぱり笑いたいのかなと思った。みかしゅんのライブは実にまっすぐでよかった。みかしゅんとアンコールでパイセンの曲を歌った。四十九日の前日、最後にのぞきに来てくれたかな?と思ったが、みかしゅんが最後に「topazに拍手を!」と言ってギターをかき鳴らした瞬間に弦が切れて、ああ、やっぱり来てたんだなと思った。熊谷式ファミレス打ち上げに参加し、コーヒーを飲みながら秩父の都市伝説的話で盛り上がった。


いったいどうやったらこんな素の写真が撮れるのだろう。みかしゅん呼んでくれてありがとう。

 

3月28日

アサトアキラくんに誘ってもらっていた弾き語りライブ、辞退させていただく。正直、主催者がやるという判断なら基本的には出るというスタンスだったが、状況がいよいよ変わってきた。都知事が正式に外出の自粛を要請しているのに、東京都民として東京でお客さんを外出させるわけにはいかないと思った。もともとパイセンが出演する予定のライブで、パイセンのトラとして出演させてほしいと自分から言ったのに、こんな形になってしまいアサトくんにも申し訳なかった。つらいところだ。1日家にいるしかない。

3月29日

朝、雪降ってるし。夜勤。出勤前にこれは不要不急の外出ではないかと考えてしまう。熱湯をこぼして火傷をしてしまったという小さい女の子を連れてきたお母さんがいた。「気をつけなさいよ」と心の中でつぶやいた数時間後の明け方、休憩室で一人でコーヒーを派手にこぼして火傷をした。

3月30日

教育委員会に電話をする。「昔取った杵柄」というが、自分でも驚くほど昔杵柄を取りまくっていたことを改めて知る。