やまぎ日報 134

11月19日

父の誕生日。ウィスキーを2本贈った。夜は夜勤。飛び石連勤がようやく終わる。

11月20日

真心ブラザーズのライブを観に赤坂へ。素晴らしいライブだった。あんなにシンプルでかっこいい演奏と表現ができるようになりたい。終演後ようやくご挨拶ができた。実は櫻井さんはダイナマイト☆ナオキ先輩のワンマンを観に行った時にずっと隣にいたのだけれど。

11月21日

ツアーが再開。横浜ベイシス。シンガロンパレードの全県ツアーに乗っかって、なんとなくダブルレコ発みたいな空気にさせてもらった。全県ツアーとは大変だ。激励のつもりが、MCで「身体には気をつけて元気で回ってほしい」と実家の母さんみたいなコメントをしてしまった。

そしてこの日、同級生だった青木が突然チケットを買って来てくれた。ずっと連絡を取っていなかったのに。「中年花火」を聞いて、「あ、おれ出てきた」と思ったらしい。10年ぶりくらいだったのでお互いの近況を話した。岡本と吉野とは連絡を取っていないらしい。佐々木って誰?と聞かれたので話をはぐらかしておいた。

打ち上げ中、まるで居酒屋にでも寄るようにアイラビッツのマイコちゃんがふらりと来て、「ボジョレー!!」と言いながら解禁になったボジョレーをうまそうに飲んでいた。小倉を明日の会場である大塚の近くのサウナで落とし、ぼくは帰宅。

11月22日

大塚ハーツでしあわせの生誕祭。ツアーの最中ではあるが、しあわせに呼ばれればそれは我々にとっては「いざ大塚」である。普段から目立つ男なのにこの日は一日主役とあって、得意の営業スマイルで好感度を撒き散らしていた。ウラニーノのステージでは、特にやることのない「ファーマーの長男」から登壇。そしてハルさんのベースは難しくて弾けない「えら呼吸」では、潔くベースを置き、パフォーマーとして全身の動きで曲の世界観を表現するという新たな試み。これがよく言えば奇跡のパフォーマンス、悪く言えば大事故。笑わずに最後まで演奏できた自分を褒めたい。


鬼気迫るパフォーマンスではあるが、基本「お腹が痛くて泣いちゃう」という表現にしか見えないしあわせと、見ないように必死の山岸小倉。

終演後、今日はしあわせと運命を共にすると決めていた我々は、出演者もスタッフの皆さんも帰った後ハーツの戸締りをして、鳥貴族へ3人で飲みに。バースデーケーキの代わりに揚げ物という揚げ物をテーブルに並べ、しあわせの誕生日を祝った。そして3人でサウナへ移動し(小倉は2連泊)、しあわせの生誕祭を整って締めくくった。

11月23日

千葉ルックでカグライフのレコ発に呼んでいただき、またもやちゃっかりダブルレコ発みたいな空気にしてもらう。1年に1回くらい会う、お馴染みの非常に接しやすいメンツだった。久しぶりの千葉で待っていてくれたお客さんがたくさんいて嬉しかった。アー写、ジャケ写を撮ってくれた白濱くんが突然遊びに来てくれて、なんと写真も撮ってくれた。


プロが撮ると違うなぁ。

あとアルバムで「ヒューストン」のベースを弾いてくれている大学の同級生「つとむくん」も突然チケットを買って来てくれた。CDを渡そうとすると「買う」と言う。ぼくは「お金はもらえない」と言う。しかし彼は断固として買うと言い、ぼくもお金は絶対に受け取らない。押し問答が続きお互い一歩も譲らず、結局彼は手ぶらで帰って行った。大学時代から変わらない。お互い。

終演後、泣く泣く打ち上げを辞退し熊谷へ走る。熊谷のサウナに2人で泊まる予定だったが一人分しか取れず、ひとまず小倉分を予約したのだが、結局「おれ帰るからやまぎ泊まりなよ」と言われ、ぼくが小倉範彦になり泊まる。


おふろカフェという妙におしゃれな空間で、サウナの後にバーでウィスキーを飲んで極楽だった。

11月24日

4連チャン最終日、熊谷。八木橋デパートという創業120年を誇る熊谷の老舗デパートのホールでライブ。熊谷のみならず、北関東地区で八木橋と言えば「天下の八木橋」なのである。熊谷周辺のアーティストの皆さんがMCで「八木橋と私」的な素敵エピソードを披露するのを聞いて、大宮育ちで八木橋エピソードを持たないぼくは、エピソードには知識で対抗するしかないという意味不明の対抗意識を燃やし、一夜漬けの如く楽屋で調べ上げた八木橋トリビアをステージで連呼したところ、地元のお客さんも若干引いていた。


劇場での前説感漂う写真。

グライダー、リサボルトとハヤシちゃん、パイセンにhuenica、みんなライブとてもよかった。久しぶりに一緒だったゴーイング先輩のステージもゆるくてすごくよかった。

4連チャンでぼくは千代の富士ばりに体力の限界を感じていたので、打ち上げには小倉を投入し、一人電車で帰宅。

 

11月25日

久しぶりに休みなので、大胆な部屋の模様替えと断捨離を。クローゼットには着てない服がたくさん。最近ウラニーノフーディしか着ていないから、もっといろいろ着ようと思った。家具とかいろいろ大胆に模様替えしようと思って気合いを入れてショッピングモールまで行ったが、キッチンペーパーを壁に吊るせる便利グッズだけ買って帰ってきた。夜は少しだけ贅沢いいじゃないかと思って、近所のお寿司屋さんで飲んだ。いい1日だった。