山岸日報461「守れなかった約束」

10月27日

昼からロングシフト。大学生の研修。

 

10月28日

休み。久しぶりにちゃんとサウナに行こうと思って(ちゃんとの意味がわからない)、サウナの聖地「草加健康センター」へ。かつての私のホームサウナでもある。


看板のラッコちゃん、マスコットなのだからもう少しきれいにしてあげてもいいと思う。

夜はベーシストのチョクナリとゼーゼーハーハーのよしおちゃんと3人で、peridotsのライブを観に行った。手練れのミュージシャンの先輩方の演奏、素晴らしかった。そのまま3人で吉祥寺のハモニカ横丁でスタンディング。ライブは座って観れたので元気に立ち飲みした。

 

 

10月29日

取り置きしてもらっていた服を買いに行き、夕方からシフトイン。毎年この時期に年末調整の書類を出すけれど、何を調整してくれてるのか今だによくわかっていない。「自分で確定申告してるので大丈夫です」と毎回職場に伝えるが、何が「大丈夫」なのかも実はよくわかっていない。

 

 

10月30日

千葉ルック界隈の千葉バンドマンの飲み会に、ここ10年くらい千葉ルックに出ていない私が今回も呼んでもらう。後半はビートルズのマニアックな問題を出題し合って答え合う「ビートルズカルトQ」で盛り上がった。おじさんの極みであったが、それはまた青春の極みでもあった。ポールが来日したが大麻所持で税関でタイーホされてしまった日は、1980年1月16日。答えられるわけがない。ポールくらいになると、やらかしても記念日みたくなるんだなと思った。

 

 

10月31日

昼から歯医者の予約をしていたのに、完全に忘れていてすっぽかしてしまった。電話をして謝罪したが、今年一番くらいに落ち込んでしまった。人との約束をすっぽかすことに何かトラウマでもあるのだろうか。歯医者さんからすれば「あいつ来ねぇな」くらいの話だと思うんだけど。メンタルをやられたまま病院の夜勤へ。

私は歯医者の予約をすっぽかしてひどく落ち込むが、ここには「コンドハライマス」と言ってそのまま逃げ去る外国人がいくらでもいる。同僚がウシジマくんくらい冷徹に頭金として10,000円を取り立てた結果、「帰りのタクシー代がなくなった」とごねられ、私が対応するハメに。8,000円くらいにしておいてほしかった。

 

 

11月1日

フエニカとの合同リハーサルで埼玉の鴻巣へ。小倉は群馬、フエニカさんは本庄ということで、だいたい東京の私が北上する形となる。

昔よくお世話になった鴻巣の文化センターの練習室で。一緒に作った曲のドラムレコーディングもやる。


フエニカが連れて来た若手アシスタントエンジニアが若すぎる件。

いつも一人で曲を作っているから、人と一緒に作るのは楽しい。私にもそれなりに協調性と柔軟性があるのだ。たぶん。

 

 

11月2日

中野で開催されている羊フェスタに、今年も掘り出し物のムートンを探しに。去年は2頭分サイズの毛皮を買ったのだが、今年も同サイズの毛皮が安く出ていたのでまた買ってしまった。家で計4頭分の羊に囲まれる私。動物愛護団体にマークされないか心配。

ムートンを持って下北へ行き、ブージー先輩のワンマンを観に。超かっこよかった。終盤、終わんないでー!て思った。帰って明日のライブの準備して、ムートンにゴロンとして、働き者の私はちょろっと職場に行った。

いい買い物をして素晴らしいライブを観て、山岸くんのQOLは爆上がり。

 

 

そういえば。

鴻巣の文化センターの練習室をGoogleマップで見ると、けっこう昔の私たちの姿がモザイクなしで写っている。


(実際の写真)

そういえば10年以上前に会館の事務の人とGoogleの人が現れ、「おもしろいから写っててもいいよね」というノリで写真を撮られた気がする。

個人情報に関してコンプライアンスの厳しいこの時代に、とてもゆるくていい。