やまぎ日報 329

5月1日

歯医者。少しSっ気のある歯科衛生士さんに、「山岸さん、この歯だけ全然磨けていないです!」とゴシゴシ磨かれた。嫌いではない。夜勤。メーデーだけど戦うことなく最低賃金で働く。

5月2日

友達が賞を取ったのでお祝いの飲み。自分は何の賞も取っていないのに便乗しておいしいお酒とお寿司をいただく。

5月3日

中目黒でリハ。夜は人がどうしても足りないということで駆けつけ夜勤。その合間に何か食べておかねばということで、すき家で小倉クルーオススメのうな牛をかっこむ。夜勤中にかつてないほど喉が渇いて一晩中水をがぶ飲みしていた。たぶんすき家の味が濃すぎた。小倉クルーにクレームを入れたところ、「すき家はそういうものだ」とバッサリ言われた。

5月4日

夜勤明けで副業。寝不足で瞼がピクピクし続けていた。

5月5日

名古屋へ移動。本来当日入りの予定だったが、GWの渋滞にビビり倒し櫻井さんも巻き込んで前乗りを決意。しかし、1ミリも渋滞していなくてあっという間に名古屋に着いてしまう。拍子抜けとはこのことである。「当日入りでよかったんじゃね?」という空気が漂っていたが誰も口には出さなかった。ホテルの近くの居酒屋で前夜祭と称し3人で飲む。

5月6日

名古屋。入り時間まで時間を持て余した我々はコメダ珈琲の本店へ。

本店だから何かしら特別なのではないかと思ったが、極めてフツーのコメダであった。

ツアー初日、名古屋KDハポン(撮影・櫻井氏)。小倉が飛ばしたスティックがステージ上に置かれていた櫻井さんのチェロにあわやクリティカルヒットという場面があり、開場全体が肝を冷やした。このツアーの間だけでも、他人の財産を損傷・損失した際の保険に我々が加入した方がいいかもしれない。

終わってホテルの近所でサクッと打ち上げ。

5月7日

なんと泊まったホテルにサウナがあるという想定外の幸せ。早起きして整う。そして大雨の中、便所サンダルで櫻井さんの帰りの新幹線のチケットを発券に。GWで混み合う名古屋駅に、完全に地元のスーパーに行くスタイルで行ってしまった。

京都へ移動し、また時間があったので櫻井さん行きつけという高木珈琲本店へ。

勧められるままに名物のプリンをいただく。おいしかった。

本店だから何かしら特別なのではないかと思ったが、櫻井さんが言うには支店と何も変わらないとのこと。


ツアー2本目。京都拾得(撮影・櫻井氏)。

連休最終日、しかも大雨という外に出たくない条件がこれでもかというほど揃った夜だったが、お客さん来てくれて嬉しかった。拾得に絶対チェロは合うと思っていたが、本当に合った。

次の日が早いため、京都観光にやってきた中国人のようにコンビニで爆買いし、各々部屋でサクッと飲んで眠る。