やまぎ日報149

3月6日

板橋末っ子の会のレコ発に呼んでもらい、1人で高松へ。板橋末っ子の会と古墳シスターズとスリーマン。いつもアルコールを摂取してブーストしてからステージに向かうスタイルの板橋くんが、レコ発だから、主催だから、と酒を飲んでいない。後輩の古墳シスターズに「何ビビってんすか」と煽られ、先輩のぼくに「こういう時こそいつもどおりやった方がいいよ」と煽られ、結局酒を飲んだ彼は、本番には見事にいつもどおり人を殺しそうな目に変わっていた。素晴らしいライブだった。打ち上げはなぜか床一面にお菓子のカスが散らばったパリピと反社の巣窟のようなカオスな店に連れて行かれて少々こわかったが、おいしいお酒を飲み、ぼくは板橋家に泊めてもらった。


お客さんに懐くことは少ないという板橋家のネコちゃんが最初から寄ってきてくれて、同窓会でセックスをするよりもネコにスリスリされる方がぼくは幸せを感じると思った(※板橋末っ子の会の歌詞より)

3月7日

板橋くんに空港まで送ってもらい、東京へ戻る。「サウナの日」ということでバンドマンサウナ愛好会のLINEグループのメッセージが止まらない。みんなサウナへ行っているのでぼくも行きたくなり、一度帰って近所のサウナへ。しかし、サウナの日だからか土曜日だからかサウナは激混み。サウナ内はキャパオーバーでスタンディング&入場規制。しかもここにも刺青バリバリの反社っぽい人がいる。1セットで心が折れ、いまいち整うこともできないまま負けサウナとなる。

3月8日

久しぶりの休日。

3月9日

夜勤。コロナの影響で実にヒマである。一回り以上年下の同僚に、ぼくも「推し」ができたら人生が幸せになるだろうか?と相談をしてみた。変なやつだと思われただろうか。

3月10日

マスミサイルのワンマンのゲストで西川口ハーツ。ハーツ近くの駐車場へ入れる路地で、右折禁止でパトカーに捕まる。ちょうどしあわせが駐車場でタバコを吸っていたので、「路上喫煙であっちを捕まえてください」と交渉するも聞いてもらえず。パイセンの一件もあって警察が大嫌いなぼくは警官相手に相当ごねてやったが、途中から上司っぽい強そうなお巡りさん出てきてこわかったので渋々署名をした。

マスミサイルとは長いつき合い、今回声をかけてもらえて嬉しかった。嬉しさ余って、前座なのに押してしまい、よっくんにしっかりいじられた。アンコールの「教科書」で小倉と一緒に最前列に行って拳を上げた。よっくんと一緒に歌ったら、泣けてきた。最前列で見上げたマスミサイルは最高にかっこよかった。


最初はそんなに馴染まなかったが、年月を経てよっくんとはお互い認め合う仲になれた。ボーカリストとしてキャラクターも表現の方向性もある意味真逆。言い換えればぼくにないものをすべて持っている。心からリスペクト。

打ち上げで、車で来ているぼくに間違ってビールを出してきたスタッフさんに、「もう一度捕まれというのか」と自虐ネタを言えるくらいには元気になっていた。


反則金の納付書がぴったり入るサイズのウラニーノネオンポーチ。在庫のひとつにこっそり入れて「ハズレ」にしようかと思ったが、スタッフさんに「最低のバンドマンw」と言われ我に返った。

3月11日

新しい職場での研修は続く。家の近所なので休憩中に一度家に帰り洗濯物を取り込むことができた。近いって素敵。

3月12日

午前中にラジオを編集してエフエム高知岡本さんに送り、出勤。近所なので休憩中に夕食の買い出しができる。スーパーでルッコラを買って職場に戻る。仕事終わりでエフエム高知「ウラニーノ青春スピーカー」で何が起きたかを知る。