やまぎ日報27

7月22日

バイト先の鍵やセキュリティーカードを宅配で送った。ロッカーのぼくの荷物も全部送ってくるそうだ。もう二度と来るなということなんだろう。夜はスタイリストさんやショップスタッフの人たちと恵比寿で飲んだ。飲んだ店の店長がずいぶん若者で、聞いてみたら23歳だった。23歳で店を任される人もいれば、37歳でバイトをクビになる人もいるのだ。前のバイト先(長年勤めた夜勤)のチーフに連絡をしたら、待ってましたと言わんばかりに8月のシフトを打診された。

7月23日

プリンターを買った。うれしくていろんな歌詞をプリントした。

7月24日

8月にイベントに呼んでくれる岩船ひろきくんが、彼がパーソナリティーを務めるラジオのレギュラー番組にゲストで呼んでくれた。今から13年前に、昔からお世話になっている下倉楽器主催の高校生バンドイベントにウラニーノがゲストで出させてもらったのだが、そこに出演していた高校生の1人が岩船くんだったのだ。岩船くんが当時ぼくと撮った写真を持ってきてくれた。お互いの若さに盛り上がり、こうして再会をしている奇縁に感慨深いものを感じた。あどけない少年のようだった岩船くんは、立派なアーティストになっていた。話してみて、いろいろとぼく自身刺激を受けることも多かった。岩船くん、ありがとう。


13年の時を経て、同じ構図で写真を撮ってみた。岩船くん、髪の色以外あんま変わらないではないか。24歳の自分が我ながら生意気そうでムカつく。そしてほうれい線。