やまぎ日報 323

3月20日

久しぶりに休みなので買い物へ。北関東方面のアウトレットへ。「買う理由が値段ならやめとけ、買わない理由が値段なら買っとけ」という買い物の極意を胸に、パンツが安かったから買った。帰りはのんびり帰ろうと下道で帰った結果、遠いし混むし、ひどい目にあった。高速道路は偉大である。絶対使ったほうがいい。

3月21日

夜勤。ノーストレスのシフトメンバーで、朝まで快適であった。

3月22日

朝からWBCの決勝を見てしまう。そりゃあ見てしまう。急に野球がやりたくなった。同じこと考えている元野球部のおじさんが全国に何百万人レベルでいるだろう。午後から某ラジオ番組の収録のために、永田町・麹町のTHE 官庁街へ。スーツの人しかいない中、小倉はスウェット上下で、ぼくはパーカーであった。番組詳細は後日。

3月23日

転職活動をリアルに行っており、必要な書類を各所から集めている。新たなダンジョンに進むためにはいくつかのアイテムをコンプリートしなくてはいけないというミッションが続き、ドラクエをやってるような気分である。最後の砦となる最もハードルの高いアイテムは、20年前の大学卒業の際に渡されたらしい、ある証明書である。見つかる気がしない。一縷の望みをかけて実家へ。ちょうど母の誕生日のため、チーズケーキを買っていく。部屋中ひっくり返し、誕生日の母も捜索に巻き込み、1時間半かけて段ボールの奥から目的の書類を発掘。なんでもない紙1枚だが、見つけた瞬間に光が射した。20年後にこんなに必要になるとは。人生わからないものである。チーズケーキを持って行ったのだが、実家にあったもっと高級なチーズケーキをお土産にもらって帰った。東京に戻って副業。

3月24日

夜勤。仮眠はうつ伏せ寝。仰向けに眠る動物は人間くらいなもので、哺乳類の体の構造的にうつ伏せ寝の方が内臓にいいらしい。

3月25日

熊谷へ。みかしゅんこと三上隼と年度末恒例のツーマン。「ウラニーノ(アコースティック)」という名のノープラン。そもそも小倉が何の楽器を演奏するか当日まで知らなかった。しかし、小倉がこの日歌うという1曲を軸に、この日のライブ全体のコンセプトを決めてセットリストを組んだ。結果、小倉くんに想定外の重圧を与えることとなった。

みかしゅんの代表曲「リスタート」をアンコールでセッション。演奏を始めた時ピアノの手元ばかり見ていたので、なぜお客さんが笑っているのかわからなかった。小倉がドラムではなくボイパをしていたのだ。私は小倉のボイパを生のドラムの音と聞き間違えていたわけである。小倉のボイパがすごいのか、私の耳が悪いのか。

みかしゅんはみんなに愛されている。MCでなぜそんなに愛されているのか問うたところ、人の悪口を言わないそうだ。私は人の悪口を言うし、なんならそれで笑いを取ろうとしている。愛されないわけである。反省して私も愛される人間になるためにリスタートしたいと思った。


カホンは座って叩いて演奏するのが一般的である。

 

3月26日

雨なのでコインランドリーで乾燥機を回し、少し晴れたので近所の桜を見に。

私のお気に入りの桜スポット。桜より目立つ蛍光色の便所サンダルで行ってしまった。

夕方から副業へ。