やまぎ日報 322

3月13日

頼んでいたシェルフが届くので待っていたが、巨大なこたつが届いた。配送業者のおじさんがミスったらしい。取りに来るまで出かけられずシャワーも浴びられず、予定が狂ってしまった。ミスは誰にでもあるのでどうこう言うつもりはないが、「迷惑をかけた」という認識がないようなので珍しく怒ってしまった。その後のラジオ収録で小倉に言ったら、「すべての原因は『シェルフ』などとオシャレな表記にするからだ。誰にでもわかるように『棚』と言うべきだ」と根本的な指摘をされ、妙に腑に落ちた。そして夜勤。

3月14日

夜勤連勤。監査が入るとのことで、ネクタイ着用必須、サンダルNGとなる。普段からノーネクタイ便所サンダルスタイルの山岸さんは要注意となる。最近暇さえあればシュレッダーで機密文書を裁断している。シュレッダーおじさん。

3月15日

連勤明けだが人が足りないと言われれば駆けつける。3時間だけシフトイン。1時間延長してくれないかと打診されたが、あと1時間持つ気がしなくて謝罪して退社。

3月16日

ピアノの仕事をいただいたので朝から打ち込む。夕方からまた副業。管理者に「最近よく来ますね」と言われる。「いや、呼ぶからや」と思いつつ、こっちをメインにしようと少しずつ顔を出す頻度を上げてる山岸くんであった。

3月17日

西川口ハーツでライブ。町田さんのレコ発。ご近所にお住まいの本日の主役町田さんを拾って西川口へ。町田さん、夜ハ短シ、ウラニーノのスリーマン。実に私得なメンツであった。

夜ハ短シのステージにゲスト出演してる町田さん。この2人の背中のなんとかっこいいことか。ぼくもそういう男になりたい。

終演後、乾杯だけしようということになり、町田さんがドリンクカウンターで迷うことなく「メロンソーダ」を注文しているのを見て、30年ぶりくらいにメロンソーダを飲んでみた。

すげー甘かった。けど、沁みた。いい夜だった。

3月18日

夜勤。限られた休憩時間をギリギリまで後ろに引っ張り眠気をブーストして、起きてきたら寝ぼけている間に業務が終了するという最近のスタイル。

3月19日

夕方から副業。平和だった。隣の席の同僚と、都市伝説のマニアックな話で盛り上がってしまった。パラレルワールドに行ってみたいか、過去に戻れるなら戻ってみたいか、という同僚の質問に対し、すべて「戻って来られなくなるのがこわいからいい」と答えた私は、どれだけ保守的でこの世界に未練がある人間なのだろうと思った。