やまぎ日報208

3月15日

昼から補助金的なやつの件で会計士さん的な人に会って相談的なことをする。的な。夕方から我がホームサウナ草加健康センターへ赴き疲れを癒す。舞台がんばった自分へのご褒美と理由づけをしてマッサージを受ける。すげー気の強い中国籍らしきおばさんにグリグリやられる。

3月16日

久しぶりに夜勤。帰ってきた感。驚くほど何も変わらない。時が止まっている。

3月17日

夜勤明けでそのまま健康診断。えらく待たされ、待ちながら豪快に寝てしまう。昨日リキッドワンマンを終えたスリマの風間くんから連絡が来て、「今からスーパー銭湯に行くけれど来ませんか?」と誘われる。行くに決まっている。初めて行く東京郊外のアミューズメントパークのようなスーパー銭湯。噂には聞いていたが驚くほど客の年齢層と民度が低く、まるで海に来ているようだった。その中から完全別行動を取っていたおじさん2人(カザマくんとロンドン)を探し出すのは、ウォーリーを探すよりも難易度が高かった。無事に合流した後、くつろぐ場所もないほど若者で混み合った館内を彷徨い、なぜかおっさんしかいない一角を見つける。我々には聞こえない若者避けのモスキート音でも流れているのではないだろうかと思うほど若者が寄り付かないそのスペースでまったりと過ごし、解散。

そして夜はぽこぽこクラブの玄太くんが出演している椿組のお芝居「シャケと軍手」を観に下北沢へ。ぽこぽこのかずきくんも演出助手で参加している。舞台を経験した今、「ちょっと専門的なこともわかっちゃうのかな自分」とか思って観始めたが、まったくわからなかった。ただただ普通に楽しんだ。ステージの玄太くんの芝居を見るぽこぽこメンバーの目が愛に溢れていた。小倉がサポートで叩くライブを見るような感じなんだろうなと思った。

3月18日

再び夜勤。

3月19日

久しぶりの副業5時間。夜は家で久しぶりにゆっくり過ごす。

3月20日

夜勤。人の長所と短所を的確に捉える才能があると豪語する後輩に、「じゃあぼくの短所は?」と本人の前でさぞ答えづらいであろう質問をしたら、「人が話をしている時に聞いているようで実は全然違うことを考えている時がある」と言われる。完全に当たっている。

3月21日

夜勤明けで昼から副業5時間。夜は、以前厚意でログインさせてもらったことのある他人のアカウントでこっそりNetflixに侵入し、観たかったドキュメンタリーをヒヤヒヤしながら観る。

舞台で大活躍だったナオキのギターが家に帰ってきた。

舞台が暗転したときに目印となるように、べーさんが貼った蓄光テープ。

部屋の照明を消すと光る。

役者さんは暗転に慣れているらしく、暗転中にステージを動き回っている。暗転にまったく慣れていないぼくは、一人スイカ割りのようなたどたどしい歩みでステージ袖を右往左往していた。

ギターの蓄光テープは思い出に貼っておこうと思う。