やまぎ日報240

10月18日

夜勤。その前にインフル接種。大学生の女の子が盲腸で運ばれてきたのだが、部活の先輩という好青年が付き添いで来ていて、一人でエモい気持ちになる。付き合っちゃえばいいのにー!と受付から言いそうになってしまった。

10月19日

夜勤明けで帰宅しそのままパソコンに向かい、アレンジ作業。明後日のレコーディングに間に合わせなければならない。追い込まれると強い山岸くんは火事場の馬鹿力というやつで夜勤連勤の合間の数時間でなんとか完成させた。追い込まれなくても常にこの力を発揮できるようになりたい。もしくは常に追い込まれたい。それはもはやドMである。夜勤へ。夜勤連勤というのも、よく考えればドMの為せる技である。

10月20日

連勤明けの朝日の達成感と解放感は、サウナの後の水風呂に似ている。帰宅し少しチルった後、ラジオ収録のためまた職場方面へ。小倉先生と収録の後、映像の監督とリモート打ち合わせ。そして山岸くんはまたアウトレットへ。お金を使いたい衝動。しかし、結局クレープだけ食べてまた手ぶらで帰るという小物っぷりを発揮する。

10月21日

レコーディング。走る喫煙ブースしあわせ号が迎えに来る。山岸くんのアコギのレコーディングから。延々と同じこと繰り返すだけなので一発OK。伊藤くんのベースにダメ出しばかりしてしまい、手伝ってくれてるのに申し訳なく思う。ドラえもんみたいな手で頑張ってくれているというのに。お詫びとお礼に地獄まで添い遂げるつもりでラーメン屋に同行。伊藤くんおすすめの店があると言うので、「二郎系」を覚悟していろいろな意味で1日を終えるつもりでついて行ったが、意外にもぼく好みのあっさりお上品なラーメンで大変おいしかった。

「人類みな麺類」という恵比寿と代官山の間くらいにあるお店なんだけど、20年前に大学の友達のバンドが「人類みな麺類」というタイトルの曲を作っていた。商標取っておけばよかったのに。

10月22日

久しぶりに何もない休日。天気が悪いし買い物にも行きたくない。冷蔵庫にあるもので一日を完結させるべく料理をする。「大豆田とわ子と三人の元夫」を見終わってしまった。素晴らしかった。大人のドラマだった。そして自分もこれに共感するような大人になったのだ。名言たくさん。希望もたくさん。

10月23日

珍しく土曜日に副業5時間。休憩室のテレビでドラマをやっていた。上司だけど年下の女子に「これって亀梨くんですかね?佐藤健ですかね?見分けがつかないんですが」とリアルに質問したところ、「おじさんを見る目」とはこういうものかという目をしてくれた。そして「亀梨くんの方がキリッとしていますよ」と親切に教えてくれた。ならばトロッとしている方が佐藤健か。そしてどちらも持ち合わせているのが黒霧島か。トロッとキリッと黒霧島。おじさんの愛する黒霧島。

10月24日

再び副業5時間。時給1,500円。チリも積もればでなんとかである。寒くなった。ぼちぼちユニクロのフリースの出番である。