やまぎ日報222

6月20日

益子焼の陶芸家の個展を見に谷中へ。なんかひとつくらい買っちゃおうくらいの気持ちで行ったが、思ってたより金額が高く怖気づく。谷中銀座をブラやまぎして、その後なんとなくドライブしたくなり、未踏の地「足立区」へ行ってみる。橋を渡って足立区に入った瞬間に空気が違う気がした。「異界」であった。そして夜勤へ。夜勤中、足立区についてひたすら調べる。気になると知りたくなり、調べちゃって詳しくなり、最終的に曲にしてしまうのがぼくの悪い癖である。

6月21日

夜勤明け。副業前にちょっと瞑想でもしてみようと思い、以前風間くんにもらった催眠術で前世まで過去退行できるという音源を聴く。ぼくは寝つきがよすぎるのでだいたい導入部分で寝てしまい、いつも目が覚めたら終わっているのだが、なんと初めて過去退行に成功した。幼少期の忘れていた記憶が急に蘇り「おお!」となった。しかし前世までは行けず。副業はヒマで平和だった。夜は一人ですごい飲む。

6月22日

Amazonプライムデー。これを機にKindleをポチる。わーい。ラジオ収録をして、夜勤。後輩が最近おしりのおできを切除したらしく、その傷跡から出血しているとのことで、看護師さんに見てもらっていた。正当な理由で一緒に働いている看護師さんの前でケツを出している同僚は少し嬉しそうだった。Mなのだろうか。そしてそれを見て少し羨ましいと思ってしまった。Mなのだろうか。

6月23日

久しぶりの休み。少し足を伸ばして遠方のサウナへ。平日の昼間なのに混んでいた。外気浴の露天スペースに豪雨が降り、全裸で雨に打たれ変態修行僧のようになってしまった。

6月24日

レコーディング。今回は佐久間さん繋がりのご縁で久しぶりにエンジニアの競さんと。cojokの阿瀬さんもいて懐かしい面々が揃って嬉しかった。


頭を振りながらドラムを叩くためヘッドホンがずれやすい小倉ドラマーは安定の立川談志スタイル。


ベースはしあわせ。ベンベケベンベケ。慣れないリズムにヒーヒー言っている姿は津軽三味線の師匠にしごかれる門弟のようだった。


初日無事に終了。まるでサンレコの表紙のようにエラソーに真ん中に座っているが、本日一番何もしてない人。

そして早く終わったので誰が言い出すでもなく3人でサウナへ。小倉機材車とやまぎカー2台で向かったのだが、「眠い方の助手席に乗る」と気遣いを見せるしあわせ。結局小倉機材車の助手席に乗ったが、出発から到着まで当の本人が助手席で爆睡していたらしい。


アクリル板の向こうでカツ丼を食べるしあわせを見て、罪を犯してしまった門弟に面会に来た津軽三味線の師匠のような気持ちになった。もういいから罪を認めなさい。

 

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