やまぎ日報132

11月4日

ハルさんとりょうくんとリハーサル。普段naked.の音に慣れていると、ロックバンドはこうもうるさいものだったろうかと思う。元気がなかったけど爆音で元気になる。ロックとサウナがあれば覚せい剤なんていらない。リハ終わりで吉祥寺Planet Kに行ってロンドンにポスターとCD渡す。ロンドン忙しそうだった。

11月5日

フライヤーが届き、一気に発送作業を開始する。家の周囲のポストがほぼぼくのレターパックでパンパンになる。仕方ないのでそのまま夜勤へ行き病院のポストに投函したがここもまたパンパンになる。小倉くんに「もうポストに入らないよー」と連絡をしたら「本局へ行け」と指示が出た。郵便局に残りを段ボール箱で持ち込むと、「大量の場合は持って来ていただけると助かります。ポストがいっぱいになっちゃうので」と感謝された。まさに今ポストをいっぱいにしてきましたとは言えるはずはなく、申し訳ない気持ちになった。

11月6日

ついに発売日。引き続き梱包発送作業。昨日発送したCDがもう九州まで届いていることを知り、日本の運送網の強靭さを思い知る。6年ぶりの発売日、シャンパンを開けるでもごちそうを食べるでもなく、冷蔵庫にあったものでいつもの晩酌をした。

11月7日

レコ発東京編。町田直隆BANDと夜ハ短シ。尊敬する2人の先輩に出てもらえて、さらにハルさんと仲道良という長いつき合いの仲間にサポートをしてもらえて、さらにたくさんのお客さんが集まってくれて、長く続けてきたご褒美をもらえたような夜だった。共演者の皆さんに小倉家のお米でおにぎりを握ってもらい豚汁とともに振舞うという、石原プロの炊き出しのようなイベントだった。楽屋にも炊飯器とサランラップが設置されており、出番前後にバンドマンが一生懸命おにぎりを握っている様は感謝を通り越して泣けてきた。


残ったメンバーで。町田さんは早退。

大いに打ち上がりたい気分であったが、翌日は大阪ワンマンということで中継地点名古屋まで夜走り。助手席で足が吊ってる間に、気がつけば小倉くんが全部運転してくれていた。この2日間は名古屋に拠点を置き、サウナーの天国と呼ばれているウェルビーに連泊。明け方のサウナで整ってお酒も飲まずに眠った。

11月8日

大阪へ。いつものハウリンバー。現場ネタだが、ゾーンに何度も入る。


アンコールでサプライズゲストの片山尚志が現れて「ハウリンバー」を一緒に歌うという計画を立てていて、駆け込んでくる片山さんをサライの大合唱で迎えようと思っていたが、残念ながら片山尚志は現れなかったので一人でハウリンバーを歌った。

終わって再び名古屋の天国ウェルビーへ帰り、サウナへ。完全に一人用の五右衛門風呂に浸かっていたら、知らないおっさんが突然強引に入ってきて慌てて飛び出した。

11月9日

天国をチェックアウトして、イオンのスタバで経費および在庫管理等の事務作業。小倉はオロナインを紛失したため薬局へ。ぼくはお腹の調子が悪く整腸剤をOD。ツアーっぽくなってきた。

名古屋K.Dハポンでともさんの「蒲公英歌」というイベント。セカイイチの慧くんとウィープニーズと。この組み合わせがすごくよくて、素晴らしい夜になった。「終演後すぐに出ちゃうけどすみません」と事前に宣言していた岩崎慧は、「めんどくさくなっちゃった!」と天国ウェルビー行きに予定を変更。しっかり打ち上げとなった。

打ち上げ後、慧くんを天国に送り、ウラニーノは東京へ。渋滞のない深夜の東名はノンストレスで、明け方には家に着いた。3日間のツアーでお酒を1滴も飲んでいないことに気づき、朝6時にコンビニのおでんを買ってハイボールを飲んだ。いいツアーだった。

11月10日

昼まで寝て洗濯と掃除をしたら1日が終わっていた。

11月11日

夜勤。