やまぎ日報48

9月10日

三つ巴の疲れが全然抜けない。草野球のために朝一の新幹線で京都に帰ると張り切っていた片山尚志の強靭なメンタルとフィジカルにビビる。これは何もできないなと思い、「サウナ・スパ健康アドバイザー」の資格を持つプロサウナー・テッドさんにお勧めのサウナを聞き、行ってみることにした。サウナはもちろん入ったことはあるが、昨今のブームでいう正しいサウナの入り方は知らないし、サウナーたちが言う「整った」というトランス状態も経験したことはない。自分なりにネットで調べ、そのとおりに入ってみた。サウナはまだいけるけど水風呂がつらい。おっさんたちがプール開きの小学生たちのように気持ちよさそうにドプンドプン入っていく中、ぼくだけ一人熱湯風呂にでも入るように「押すなよ、絶対押すなよ」状態だった。しかし2回目、3回目になると少しずつ慣れてきて、すべての行程を終えた時には心も体もふわ〜っとした。これが整った状態なのかはわからないけど、気持ちいい気がした。サウナーへの道は始まったばかり。夜は珍しく飲みに誘われ、ゆるーく飲んだ。

9月11日

1日自宅作業。ゴミを出した以外は一歩も出なかった。

9月12日

アラウンドザ天竺のロンドンの弾き語りイベント。このイベント、ロンドンが企画した時点で自身のTwitterで発表し、しかも出てほしい人を本人の確認を取らずにタグ付けするという、非常に強引なオファーだったのだ。こんなの、当日出てなかったら断ったことがバレるではないか。こういうおもしろいことするロンドンが好きだ。なので、出ることにした。ふたを開けてみたら、タグ付けされてた人はあんまりいなかった(笑)ロンドンは明るいし人見知りもしないしあんなバンドやってるし、一見すごくぼくと対極にいる感じがするのだが、同時になぜか近いものも感じる。なぜか、彼はぼくのことをわかってくれる気がするのだ。彼の弾き語りを見たらその理由が少しわかった気がした。本当に素晴らしかった。そしてなぜか吉祥寺までふら〜っと小倉くんが来てくれた。ふら〜っと来れる距離ではないのだけど、なぜかふら〜と来た感じしかしなかった。

この流れではロンドンと一緒に撮った写真を最後に載せて「ありがとう!ロンドン!」的な締め方が普通だと思うのだが、


どういうわけかこの愉快なおじさんたちと撮った写真しかない。