6月2日
昼からのロングシフト。研修している大学生に病院の夜勤のことを話したら「そっちの方がめっちゃいいじゃないですか!」と思いのほか食いついてきた。ここでヘッドハンティングして病院へ連れて行ったら私は何らかの罪に問われるのであろうか。
6月3日
夜勤。誰も来ない病院の受付でひたすら海外ドラマ「ブレイキングバッド」を視聴。そりゃ大学生も「そっちがいい」と言うよなと思う。
6月4日
夜勤明けの私のもとに、休みの小倉くんがラジオを録るためにはるばる来てくれた。ご足労をかけたお礼に私は近所の意識高いパン屋のクロワッサンを買って用意し待っていた。親しき仲にも何とやらである。米農家にパンをお見舞いするという私なりの流儀。夕方からシフトイン。研修講師。
6月5日
休み。車検で実家の近くのお世話になっている自動車屋さんへ。快適な店内でコーヒー飲みながら悠々と過ごし、いざ支払いという時に一部の支払いにカード決済が使えないことを知る。手持ちの現金では全然足りない。慌てて近くのスーパーのATMに下ろしに行く。たまたま銀行のキャッシュカードを持っていたからよかった。実家に泣きつくという最悪のシナリオは免れた。
6月6日
夕方から病院の夜勤。同僚は私が摂取に2日くらいかかるであろうカロリーを一晩で摂取していた。
6月7日
吉祥寺で劇団チョコレートケーキの公演「ガマ」を観劇。重厚な作品だった。

新宿に移動して3markets[ ]のワンマンを観る。すっかり大きいステージが似合う男になったカザマくんのビジュアルはどんどんアップデートされ、もはや韓流のアイドルのように神々しく見えた。

終演後の挨拶は私のジャーナリズム精神が燃え上がり、カザマくんが最近受けたという包茎手術の感想ばかり聞いてしまい、ライブの感想は何ひとつ伝えていなかった。ライブはもちろん素晴らしかった。たまたま観に来ていたircleの仲道良と近くの店で飲んだ。ここでも各々のジャーナリズム精神が燃え上がり、後輩とギョーカイの裏話で盛り上がった。
6月8日
朝起きたら息ができないほど喉ちんこが巨大に腫れあがっており、猛烈な喉の痛み。ただごとではないと思い、自分の喉ちんこで窒息死した症例がないか慌ててググる。熱もないので社畜の私は仕事に行こうとしたが、喉ちんこが邪魔でうまく話せない。肥大化した喉ちんこは小さくなる兆しもなく、食べ物を飲み込む際にも邪魔になる。たまに咳をした拍子に喉ちんこが舌の上にデロンと乗っかってしまいオエッとなる。これは仕事どころではないと、仕方なく職場に電話をかけて「ちんこが大きくなりすぎて出勤が難しい」と休みを取らせてもらった。手持ちのカロナールを飲み、喉スプレーを喉ちんこめがけて繰り返し噴射し、喉ちんこの様子を見ながら一日を過ごした。ただただ喉ちんこに振り回された一日であった。

別に下ネタは一つも書いていないのに、すごく下ネタを言った後の気持ちになっている。下ネタは書かないと決めている。