やまぎ日報 293

8月22日

夜勤明けでご褒美サウナへ。帰宅して晩酌に備えて燻製を作る。燻して燻して燻しまくる。さすがに部屋が燻製臭くなった。夜は八海山を開け、きき日本酒。まだ日本酒は素人な上に、酔っぱらってくるとますます違いがわからん。気がつけば誕生日。

8月23日

練馬FAMILYで自主企画の弾き語りワンマンライブ。ノーMCで語りはすべて台本通り。我ながらまったく隙のない構成と演出で突き通したが、「挨拶くらいしないと失礼かな」という人の好さが滲み出てしまい、アンコールで少しMCをしたところ、一瞬の隙を突いて小倉範彦がステージに乱入。サプライズケーキの贈呈となった。お客さんが用意してくださった大変ありがたいものなのに、自分の作り上げた演出と空気が一瞬にして瓦解したことに動揺してしまい、気の利いたリアクションが取れなかった。機嫌が悪くなったように見えてたら申し訳ない。ぼくの性格をよく知っている小倉くんが、大変申し訳なさそうに乱入してくる様がおもしろかった。一番難しい立場に置かれたのは間違いなく彼だったろう。


機嫌が悪いわけではない。めちゃくちゃ嬉しかった。


後日、この日に来ていたお客さんが書いてくださったメッセージをいただく。誰一人嫌な顔をせず書いてくださったとのこと。誕生日忖度申し訳ない。お客さんはアーティストの鏡。ウラニーノのお客さんは人が好くて治安もいい。ありがたいことである。読んでたらじーんとしてきた。


そしてFAMILYの店主川道さんは、ぼくみたいなエセいい人とは比べ物にならない本物のいい人である。人格者!来月は共演!


小倉くんからの誕生日プレゼントはぼくの大好物である小倉家の白ナス!まるで贈答品のように美しい。来てくださったお客さんへの返礼品となった。

皆さんのおかげでいい誕生日になった。

 

8月24日

ご褒美に銚子丸で寿司を食べる。あら汁でおなかが満たされてしまい、あんまりお寿司食べれなかった。夜、まだ都内にいた小倉範彦を捕獲し近所のスーパーの駐車場でラジオ収録。

 

8月25日

朝からレコーディングで渋谷へ。ボーカル録音。


エンジニア競さんのコンパクトLEDランタンをボーカルブースに灯し、チルい空間にする。

1曲録り終えて、豪徳寺へ。リーフルームで「やまぎロンドン」の第3回。ゲストはマザー・ヤナギさん。私、初めまして。ぼくはこのイベントでは毎回キャラが崩壊するため、初対面のマザーさんにはぼくは「笛を舐める変態おじさん」となった。第一印象最悪。れろれろれろ。


帰りにロンドンを乗せて一緒にサウナへ。ライブ終わりのお風呂は最高であった。タオルを持っていなかったのでレンタルで借りたが、ロンドンは「なんとかなる」と言いながらノータオルでそのままお風呂へ。一糸まとわぬ姿で浴場を闊歩し、上がった後は扇風機で全身を自然乾燥していた。スギちゃんよりもワイルドであった。

 

8月26日

夜勤。今日から一週間のうち5日夜勤。7日間で出勤日数は10日となる。寝ないとやってらんないので勤務中にめちゃくちゃ寝る。

8月27日

夜勤。深夜に早退という選択肢もあったが、「家に帰るとお酒を飲むので病院で寝て帰った方が健康的」という結論に達し、勤務時間を全うする。

8月28日

2連勤明け。品切れだった欲しかったバッグが再入荷したとのことで、二子玉川の路面店まで買いに行く。スタバでコーヒーでも飲もうかと思ったが混んでて入れなかったので、サイゼリヤに入ってしまう。200円のドリンクバーか100円のグラスワインかでさんざん悩んで、ドリンクバーにした。新宿のアルペンでまたアウトドアグッズ見て、小田急で安くなったお惣菜買って帰って晩酌。明日も夜勤。