やまぎ日報 291

8月8日

朝京都を発ち、昼過ぎに東京着、一時帰宅し洗濯をして夜勤。家で寝たい。

8月9日

明日からの岡山広島遠征の準備を始めようかというところで、延期の連絡。無念だがやむなし。主催者カジースと緊急電話ミーティング中、大平からLINEで写真が送られてくる。


ぼくと電話をしているリアルタイムカジース!

そして副業へ。久しぶりに家で寝る。

8月10日

ほぼ休みなしと思っていた8月に降って湧いた急な夏休み。小倉もまた然り。1日目は丸一日ソロワンマンの仕込み。夜は購入した薫製機で初めて燻製を作ってみる。


こんなにうまくいくとは。深酒確定である。キャンプでみんなに振る舞いたい。

8月11日

二人とも休みなわけで、焚き火でもしようということになり、群馬の小倉家へ。暇だから火遊びとは、完全に田舎のヤンキーの発想である。延期になってしまったツアーの代わりとはいかないが、せめて配信ライブを。


ジョイフルホンダで、まるで音響機材を買うかのように当たり前に経費で焚き火台と薪を買う。

大塚から撮影のために駆けつけてくれたしあわせくんと、千葉から何をしに来たのか誰にもわからないピストン大橋と、4人で焚き火を囲む。しかし、焚き火なんて初めてで何のノウハウもない焚き火童貞の我々。小倉弟のやっちゃんが見事な手際で火を起こしてくれた。焚き火はなぜあんなにチルいのか。原始人から脈々と続く体内のDNAが騒ぐのだろうか。


しかし、夜中に自宅の庭で火遊びしながら騒ぐなんて、田舎のヤンキーでもやらない。小倉家の皆さんには感謝しかない。お中元送らなきゃ。終了後、ニーノさんのゴリオーで何か美味しいものでもと4人で車を走らせたが、どこもことごとく店じまい。結局、すき家さんへ。


「ごめんね、すき家なんかで」と2人に謝りつつ(すき家に失礼)、しかし「うな牛」に大満足の二人であった。

小倉クルーは、玉ねぎが少し生っぽいとか油の具合がどうだとか、抜き打ちで客のふりをして本社からやってきた社員のように分析していた。いい夏休みの1日となった。

8月12日

夕方東京駅まで人を迎えに行く。なんか天気悪いなぁと思っていたら、けっこうな台風が接近していることをこの時知る。ちゃんとニュース見なきゃダメだなと思った。あまり眠れない夜。

8月13日

台風が接近し完全にインドア向きの気候の中、アウトドアグッズを買いに出かける。山岸くんはまたニューギアを手に入れる。台風のせいか何のせいか、またも寝苦しい夜を過ごす。夜中に夢うつつの状態で天井から手がいっぱい生えて蠢いている光景を見た。「あー、これをお化けだと騒ぐ人がいるんだろうな」と、その光景をぼーっと見ていた。なぜかあまりこわくはなかった。やだなぁやだなぁとは思わなかった。

8月14日

夜勤。ただでさえ人が足りなくて綱渡り状態のシフトから、一人濃厚接触者が出てしまい、風間くんが急遽出勤。風間くんのタイムカードを覗き見たら、見たこともないほど数字で埋め尽くされていて、過労死しないか心配になった。夜中に風間くんがデカビタを2本買ってきてくれた。パイセンがよく夜勤中にデカビタを買ってくれたのを思い出しながら、二人で飲んだ。そうか、お盆だ。