やまぎ日報 270

5月16日

副業。

5月17日

レディオ収録。からの夜勤。見るからにガラの悪い人が来て、それでも人を見かけで判断してはいけないと思って応対したが、見た目どおりのガラの悪さであった。世の中見た目で判断してはいけないが、見た目で判断できることは意外と多い。

5月18日

夜勤明けでボーッとしていたら客が来て買ってきた牛丼をうちで食べ始めた。ぼくの周りは自由な人が多い。最近急に腕時計が欲しくなり、伊勢丹に行ってみたが伊勢丹には10万円以下のものはほぼ陳列されておらず、身の丈を思い知った。

帰って牛すじを煮込みまくった。

5月19日

レコーディング。早く着きすぎてエンジニアさんに「山岸くんまだ始まらないのでテキトーに時間をつぶしてきて」と言われたので、渋谷の街をブラブラと。電気屋で腕時計や高級ヘッドホンをいろいろ吟味していたら、2日連続で身の丈を思い知ることとなった。

アコギをサクッと録ったところでリズム隊が到着。

なかなかスケジュールが押さえられずスタジオではすっかりレアキャラとなっているはぐれメタル小倉のドラム録音。逃げる前に録音成功。

ベーシストは大学時代からの友人、キャノンこと菅野くん。ライブで弾いてもらったことはあったけど制作は今回初めて。あーだこーだ言う山岸くんの要望にその場で対応してくれる。いいベース録れた。

5月20日

夜勤。同僚のスピリチュアル体験レポートを聞く。悩んで弱っていたところ、ある人に10,000円払ったら「高次元」の何者かが降りてきて悩みをすっかり取り払ってくれたそうだ。元気になってくれればなんでもいい。ぼくも体験したいとちょっと思ったが、これといった悩みがないから難しそうだ。

5月21日

最近知人に紹介していただいた藤井聡先生のシンポジウムに参加。藤井先生はウラニーノの「2020.EP」をご自身のラジオ等で紹介してくださった。これはご挨拶をせねばと会いに行ったわけである。今この国で何が起こっているか、何が危機的なのか。内閣官房参与まで務めた藤井先生の言葉は実にリアルで重みがあった。藤井先生を心酔する大勢の参加者の皆さんの中で、新参者の売れないミュージシャンは完全なアウェイ現場であったが、シンポジウム・懇親会・二次会・三次会と果敢に参加した。普段絡むことのない初めましての一般社会の皆さんといろいろお話をできて、実に貴重な体験だった。そして藤井先生も気さくにたくさんお話をしてくれた。ありがたかった。すごい一日だった。

5月22日

買い物しようと街まで出かけたが~何にも買わずにチキンなやまぎさん。人の負の感情に引っ張られて疲れた一日であった。そういうめんどくさいことに時間を費やしたくない。楽しく生きていこうじゃないか。