やまぎ日報186

10月17日

ウラニーノ機材車が全然走っていないのでたまには走らせなくては…というもっともらしい理由をつけて、静岡にあるサウナーの聖地「サウナしきじ」へ。サウナ大好きしあわせくんも連れて行く。最近ライブもツアーもなくてウラニーノ経費を全然使っていないので、この日はすべてウラニーノ経費で落とすことに。しあわせに一切財布を出させない「しあわせ接待旅行」。すべてニーノさんのゴリオーである。経理担当山岸がガマ口に入れてきた予算は4万円。おっさん3人の慰安旅行には安すぎる。しかし、経費で落とすからには一応「仕事」である。あくまで「ロケ」という体裁で、何に使うのか、使えるのかもわからずにとりあえず映像を回す。

ルンルンで東名高速に乗るが、まさかの大渋滞。ツアーの時の渋滞は「これも含めて仕事」と思えるのに、遊びに行く時に限って「なぜ風呂に入りに行くだけでこんな目に遭うのだ」とイラッとする。東京から2時間で行けるはずが、まさかの5時間コース。

サービスエリアですでにぐったりのぼくの前で、超楽しそうなしあわせ。

ゴープロみたいなずいぶん立派な撮影用スタンドを持参し、食事シーンをなぜかスローモーションで撮影していた。おっさんがスーパースローで食事をするシュールな映像を見て誰が喜ぶというのか。

夕方には着くはずが、着いたらすでに夜。

神々しい。さすが聖地。

「着きましたー!」的な映像もろくに撮らず、さっそく全裸になる。噂のしきじの水風呂は本当にすごかった。100%天然水の水風呂。もはや水風呂ではない。「沢」である。水風呂の上から降り注ぐ滝に打たれるしあわせの姿は、まるで禊。「生きててすみません」と懺悔でもしているかのようであった。

すっかり整った後で「ロケ」であることを思い出し慌てて記念撮影。

久しぶりに揃ったウラニーノの近影がこれとは。

禊を終えて生まれ変わったしあわせと。

「さわやか」のハンバーグが食べたいと言っていたしあわせだが、当然この時間には閉まっている。帰り道、葬祭セレモニーホールの「和やか」という看板の文字を見て「あれは!?」と反応するほどの未練を残し、東京へ。行きの5時間はなんだったんだと思うほどスイスイと東京に帰還。静岡滞在時間2時間弱の弾丸ツアーであった。楽しかった。予算4万円のうち、半分も使わなかった。

10月18日

日中に5時間ほど副業をこなし、夜はお酒を飲んで21時過ぎには寝てしまう。今時小学生でもそんなに早く寝ないだろうに。

10月19日

夜勤。催眠にかかるという動画をかざまくんにもらう。仮眠の休憩中に試してみようと思ったが、勤務中に催眠にかかり言動がおかしくなったら自分が患者と化してしまう。こわくて見れなかった。

10月20日

かざまくんに教えてもらった埼玉某所のサウナ(銭湯)へ。非常に気持ちよかった。露天風呂のスペースで平日の昼にあられもない姿で並んで横になっているおっさんたちを見て、「この人たちちゃんと働いてるんだろうか」と思ったが、よく考えてみれば自分もである。帰って夕方からちゃんと働く。

10月21日

小倉とコンビニで打ち合わせ&ラジオ収録。からの、夜勤。休憩中にホームサウナへ。夜中は暇だったので映画「ラブアクチュアリー」を観た。たぶん4回目くらい。そしたらラブソングが書きたくなって歌詞を書く。実にわかりやすい脳味噌だと思う。

10月22日

夜勤明けで催眠動画を試してみる。が、催眠に入る前の導入のトークで寝落ちしてしまい、ふと目が覚めると動画は「5、4、3、2、1…」となんのカウントダウンかわからない催眠真っ最中で、完全に乗り遅れる。夕方には再び出勤。働く。