やまぎ日報43

8月31日

久しぶりに六本木でライブ。事務所があった関係で20代のころはよく行っていた。こわい街という印象だが、ぼくも大人になったしあの頃とは違って見えるだろうと思って行ったが、超こわかった。逆に昔よく来てたなと思った。六本木で終電を逃し事務所の倉庫でよく眠った。小倉くんは明け方に六本木の街角でいかつい黒人さんにいきなりちんちんを掴まれたらしい。生きた心地がしなかったことだろう。ライブはYKJやサクメリといった友達がいて楽しかった。Swish!のライブがとてもよかった。駐車場の高さにいろいろぶっ飛んだ。

9月1日

夕方からいきなり料理を始める。

9月2日

昼くらいからいきなり実家に帰る。実家の自分の部屋を漁っていたら、非常にヤバイものが出てきた。今から18年前、教育学部の美術概説という講義で出た「20年後の自分の姿を描く」という課題。


おそらく自宅でピアノに向かって作曲をしている未来を描いたのだろう。何らかの形で音楽を生業としていたいという願望もあったと思う。しかし、20歳のぼくはなぜ頭髪に関してそこまで悲観的だったのだろう。あと2年後である。

ちなみにもう1ページあった。「今まで生きてきた中で強く印象に残っている場面を描く」という課題。


生きてきた中で強く印象に残った場面、他になかったのだろうか。しかしこの時のことは確かに今でも鮮烈な記憶として残っている。中村と並走しながら、確かに火花を見たのだ。「中村!火花!火花散ってる!!」