やまぎ日報32

8月5日

友達夫婦が子供を連れて遊びに来た。子供は自由だ。テレビにかじりつくようにアンパンマンを鑑賞していたかと思うと次の瞬間にはギターをいじりだし、「よしよし、おじさんがギターを教えてあげるよ」とぼくがギターを弾き始めると、一瞬で興味を失いふらふらとどこかへ行ってしまう。おじさんは立つ瀬を失う。そして夜勤へ。

8月6日

夜勤明けでも元気。ウラニーノリハーサルへ。久しぶりにしあわせが参加。道中、しあわせの社会への愚痴が止まらず、ベース怪談よりもよほどおもしろかった。ベース怪談よりベースを弾きながら延々愚痴を言うスタイルの「ベースぼやき」の方がウケるのではないかと思った。

しあわせとのリハーサルの後は食事会と相場が決まっている。今夜もラーメンだと思っていたら、「お寿司かとんかつが食べたい」と景気のいいことを言い出した。スシローが40分待ちだったのであきらめ、夕食難民となった我々は、流れ流れて練馬区は光が丘の商業施設の中のとんかつ屋さんに辿り着いた。ごはんキャベツおかわり自由のとんかつ定食で、ごはんのおかわりの際に店員さんが「え、大盛りじゃなくていいんですか?」としあわせにわざわざ確認してきた。「あいつ、ぼくがめちゃめちゃ食べると思ってやがる」とぶつぶつ言っていたしあわせだが、そりゃ思うだろう。


いっぱい食べる人は気持ちがいい。


まぁ待て。落ち着け、しあわせ。


こんなところがあるんですねぇ。


仕事の電話が鳴り止まないギョーカイ人しあわせ。