やまぎ日報 309

12月12日

西川口から帰り、機材を下ろし寝袋を積んで夜勤へ。現実にカムバック。

12月13日

ラジオ収録からの、連勤。あれから家で寝てないからまだ大感謝祭が終われていない気がしている。ぼくが受付にいる時だけ異様に混んで、休憩の時はパタリと誰も来なくなり、起きてきたらまた混んだ。この動員力をライブに生かせたらいいのに。

12月14日

午後から広島FMにリモート出演。ありがたや。コメダ珈琲でパンを頼んだら一人分とは思えない巨大なパンが出てきて、16時にしてこの日の食事は終了となる。

「手袋を買いに」という絵本があった気がするが、山岸くんはこの日「寝袋を買いに」。昨日の車中泊が寒すぎて、起きたら自分の顔が死体のように冷たくなっていたのだ。小倉くんがくれた寝袋は春秋用なので、冬を越すためには分厚い寝袋が必要なのである。アルペンの寝袋コーナーで右往左往していたら、店員さんが試着させてくれた。寝袋の試着とは初めてである。ミノムシ姿でモゾモゾと動きながら、「これは密閉感が心地よいですね」などと大真面目にコメントしてる様はなかなかシュールであった。コールマンのマイナス8℃まで対応の極暖寝袋を手に入れた。早く試したい。早く夜勤に行きたい。

12月15日

横浜ミントホールで弾き語りライブ。横浜ベイシス(通称「三井んとこ」)の出張公演である。ナカノアツシ先輩と、超久しぶりに再会の臼井さんと、初めましての小野くん。皆さん素晴らしいステージ。山岸くんはさんざん歌っている「劇場」の歌詞が飛んだ。何やっとんねん。車で行ったが、打ち上げはなんてったって三井。ノンアルコールビールを7本という個人的新記録を樹立。いつもどおり酔っ払いながらもそこそこいいことを言っていた三井店長であったが、最後には「とにかく大きな声で元気よく歌うこと!」と小1の音楽の授業のような結論を20年戦士のベテランアーティストたち相手に声高に諭していた。ぼくの帰り道上に住んでいることが判明した小野くんを乗せて帰る。ボーカルはめんどくさいやつも多いが、小野くんはとても人当たりが良く優しくていい人だった。帰ったら3時。ようやく1人打ち上げ。水割りみたいな量の黒霧島ロックを煽って眠った。いい夜だった。

いい夜だったのになぜ写真がこれしかないのだ山岸。

12月16日

夜勤。新しい寝袋を抱えルンルンで職場へ向かう。素晴らしい寝心地。まったく寒くないし、下手したら病棟にのベッドより快適かもしれない。何かで入院するとしたら、病棟じゃなくて車中泊でいい。

12月17日

一回帰ってちょっと寝てまた夜勤。風間くんに「2017年に賞味期限が切れている冷凍焼売は食べられると思うか?」と聞かれ、軽い気持ちで「大丈夫じゃない?」とテキトーに答えてしまったが、先日カンピロバクターでお腹を壊してた風間くんにはもう少し慎重なアドバイスをした方がよかったかなと、休憩室から漂ってくる焼売の匂いを嗅ぎながら反省した。風間くんの無事を祈りながら就寝。

12月18日

二連勤明けだが元気。10年ぶりくらいでロイホに行った。

ドリンクバーでコーヒーを飲んでたら、お子様用のカップだと言うことに後から気づいた。旅の準備をして眠る。