やまぎ日報387「這ってでも行きたい職場とは」

6月10日

珍しく体調不良で夜勤を欠勤。自らを隔離し籠城戦に入る。3大欲求が完全に失われて聖人のようになった。

 

6月11日

体調戻らず。水分補給と発汗をひたすら繰り返す。永遠に整うことのないサウナのようだ。

 

6月12日

少し回復したが、副業も欠勤。「這ってでも行く」という表現はよく使われるが、職場までは実際に這って行っても20分くらいで行けそうな距離なので、試しに這って行ってみようかと思ったが止められた。仕方ないので這ってではなく普通に歩いて散歩に出かける。

私が寝込んでいる間に世の中は夏になった。

一人でボートに乗りたかったが、入水自殺を疑われそうなので控えた。夜、暇すぎてついにNetflixに加入。

 

 

6月13日

這ってでも行きたかったが、レコーディングもお休みさせてもらった。リハビリがてらまた近所を散歩。仕事もせずに毎日散歩。急に老後が訪れたようである。ニトリで買った枕カバーがよかったので同じ材質の布団カバーにしようとニトリを探しまくったが、ない。店員さんに聞こうと思ったが忙しそうだったので諦めて帰宅。帰宅してから気づいた。「この枕カバー買ったの、ニトリじゃなくて無印だ」と。そりゃないわけである。忙しそうな店員さんに聞かなくて本当によかった。Netflixでイカゲームを一気見してしまった。

 

6月14日

夜勤にて社会復帰。何食わぬ顔でしれっと働いている私の顔を見た看護師さんが、怪訝そうに指折り何かを数え始めた。やめろ!発熱からの日数を数えるな!弊社はグレーなのだ!

 

 

 

6月15日

副業にも復帰。病み上がりで夜勤明けで寝ずのシフトは我ながらドMである。やり切って帰宅。

 

 

6月16日

また元気にシフトイン。休んでると「働かなきゃ」と思うが、働き始めるとまたすぐに「休みたい」と思う。実に人間らしい。


シフトを終えて一人でスタジオに入り、ぼっちざREC。

普通リハスタは時間ギリギリまで使ってスタッフさんに追い出されるように終わるのが常であるが、早く終わってしまって30分も早く退出した。スタッフさんもキョトンとしていた。

時間が余ったので這って帰ってみようかと思ったが、普通にスタバに寄って帰った。

 

健康の大切さと、お酒って実は飲まなくていいんじゃないか?ということに気づいてしまったかもしれない一週間であった。