ぼくたち人類はストーリーを良いように解釈し今までもこれからも都合の良い歴史を作り続けます。しかし、超現実は我々に疑問を投げかけます。
コロナウィルスが生まれて広がって2年あまり、未だ収束には至っておりません。変異して生きつづけていくウィルスはやっかい、悪、そう思っている人が大多数だと思いますが、ぼくたち人類ももしかしたら迷惑なウィルスみたいな存在なのかもしれないと思いました。想像してみてください、人間が80億個のウィルスだと仮定します。
ほぼほぼの縮尺ですが、人間の大きさに対してのウィルスの大きさの比率は、地球の大きさに対しての人間の大きさの比率とほぼ等しいことかわかっています。
我々は20万年前から今日までガンガン増殖し、転移し、温暖化させ地表を砂漠化させています。人体に存在しない化学物質を生成し、長距離弾道ミサイルで身体のあちこちを破壊し合う、地球にとってのウィルスなのかもしれないといことです。コロナ禍を機にぼくたち人類とは一体何なのか、どこに向かうべきなのかを考えてみる良い機会ではないでしょうか。そういった視点で絵を見てみたり、音を聴いてみると面白いです。アートにはメッセージがあります。