やまぎ日報 2

4月30日

半日だけバイトをし、帰ってきて新曲のデモを作った。その後、映画でも観ながらお酒を飲もうと思い、昔観た「プライベートライアン」を観ながら飲んでいたらいつのまにかウトウトしてしまい、目が覚めたらライアンのプライベートは何もわからないままエンディングに向けて突き進んでいた。

最近、口呼吸をやめて鼻呼吸を習慣づけようと思い、夜寝るときに口にテープをつけて寝ている。こうするとイビキもかかないらしい。しかし口をテープで塞いでいる自分の姿は、完全に囚われの身である。この「完全自作自演人質スタイル」の睡眠は最初かなり窮屈でなんなら悪夢も見るが、慣れれば意外と眠れる。そして朝はすこぶる寝起きがよい。しかし誰かが突然我が家に踏み込んできたら、ぼくを誘拐監禁事件の被害者と思い救出してしまうかもしれない。狂言です。

5月1日

休みなのでゆっくり半身浴をしていたら急にお風呂掃除をしたくなった。普段細かいことは気にしないくせに、思い立つと急にこだわり始めて狂ったようにやり始めるのがAB型らしい。最近バイトに新しく入った女の子は、ぼくがAB型と言ったらずいぶん納得していた。そんなわけでお風呂に入ってきれいになった後に、大掃除を始めたら汗だくになった。半分くらい終わったところで力尽き、ビールを飲み始めたら21:30くらいには寝てしまった。わしゃ小学生か。

5月2日

バイト。

ギブソン倒産の話が話題になっている。ぼくはジミーペイジに憧れて高校生の時に貯めに貯めたお年玉をはたいてギブソンのレスポールを買った。当時、父はなぜかこのギターを「メル・ギブソンのギター」と言っていた。ずいぶんハリウッド俳優に引っ張られていたようだ。ちなみに父はブランキージェットシティのことを「ブランキージェットシン」と言っていた。昭和の名レスラー「タイガージェットシン」と混同していたことは明らかだ。

ぼくが世界で一番ギブソンが似合うと思っているジミー・ペイジの神々しい姿を最後に載せておきます。


間違えた。