今日は黒板の前で独創性について、少しだけ語りました。
ウラニーノの歌を思い描きながら話すと、自然と心を込めて伝わるように話せるような気がします。
皆さん集中して良く聞いてくださいました。
話しながら、自分にももっともっとオリジナリティが欲しいなーと思っちゃうやないか。
話は少し変わりますが、プロデューサーの佐久間さんは音楽をなさっている時は、10代の頃に音楽を始めた時のような初々しさが常におありでした。彼の中では音楽を始めた頃になるということではなく、おそらく最初から最後までずっとその状態であったのだと。音楽以外にもあらゆることで人間はこのことをするのはとっても難しいことだと、あなたも感じていると思います。
さらに、ギターを弾いている時は癌の痛みはゼロなんだと発言しておられました。
なんだろうな、人間生きていると様々なことに慣れしまいますよね。感覚もそうです。常にビンビンなまま何十年も続けていくのは無理だよなーと思ってましたら、佐久間さんの音楽は違いました。(下ネタではありません)
アーティストや職人さんが何かを創るいうことは、そういう一種の中毒の中に浸ることが必ず必要だと思います。しかし現実、年を取れば、生活、身体、家族、仕事、やら目の前のたんこぶが取れずそのまま毎日の生活を送る人がほとんどだと思います。美術の大学の教授は本当は芸術家になりたかったと思ってるに違いありません。
自分は、何か特別な人生を送っているという実感はありませんが、今まで出会って来た人や、あらゆる刺激物を忘れずに瞬間瞬間で自分らしく生きて行けたらきっと感覚同士が繋がって本質的なにかが生まるのではないかと。それが創造性に繋がってくれれば良いんじゃないかと信じて、今日もまたとない1日を過ごしています。